こんにちは

真冬の寒気がやって来ます。
暖冬が長らく続きましたが、ようやく冬本番でしょうか。
皆さん風邪をひかないようにね

6年間、エアラインスクールを運営していますが、しょっちゅう感じることは
メンタルが強いと怖いものはない

です。
ANAもJALも最終面接ともなると、かなりの緊張感を強いられます。
「海外に留学してたみたいだけど、英語の点数が悪いのは何で
」

「そんな考えではうちの会社ではやっていけないと思うんだけど。」
「悪いけど、そういう取り組みはうちはしないんだよね〜。」
カマをかけてくるような、意地悪な質問を投げかけてきます。
そんな質問を前に怯んでいるようでは客室乗務員としての素養はなしと判断されます。
会社側もワザと意地悪な質問をしています。
この目の前のこの人材が、機内でお客さまからクレーム言われたり、先輩から叱られたりして、ショボンとして何にもアクションが起こせない気質なのかどうか見定めているわけです。
我々の仕事はクレームを言われたり、叱られることも仕事の一部です。
私がJALに入社した際、先輩からそう言われました。
その度ごとに凹んでメンタルがやられてしまったり、ウジウジしていたらチームワークを乱しますし、何より期待をしてご搭乗されているお客さまに大変失礼です。
サービスのプロとしては失格です。
メンタル面は生まれつきと考えている方が多いと思います。
最近では「考え方の転換」で気持ちを強くすることができることが分かってきました。
私の後輩は
「あんたは、便器の水で顔洗って来なさい
」

と先輩に叱られたそうです

ものすごく上からズシズシと怒られたようですが、その後輩は
「便器の水ではなくて、シンクの水で顔洗って来ました
」

と言ってgalleyに戻って来ました。
その爽やかな戻りっぷりにはアッパレです

便器の水は汚いから、じゃあ別の筋で反省を見せれば良いかなと彼女は思ったそうです。
真正面から受け止めるとストレスになるわけで、躱すワザを身につければいいわけです。
これは正に「考え方の転換」です。
メンタルを強くするっていうよりは、ストレス要因を真正面から受け止めないように工夫をするってことですね

半年後の面接に備えてイメージトレーニングをしてみてね。
L&Rアカデミー