こんにちは

先日、息子のPTAに参加した際に
「あの〜、初めまして〇〇でございます。太田さんはANAで働いていらしたんですよね
」

と、隣に座っていらした方に爽やかに話しかけられました。
突然話しかけられてビックリしました

でも、よくまぁ保険掛けずに言ったもんだなぁ
と思いましたが、後々彼女は可愛いど天然なんだとよく分かりました


ご自身はパキスタン航空で働いていたこと、お子さんができてパキスタン航空をご退職なさったこと、JALは勤続年数が長いから辞めないイメージ…など。
そして、彼女の高校3年生のお嬢さんが客室乗務員になりたいと言っていること。
パキスタン航空は現在、日本人乗務員は採用していないため、私も採用に関してはよく知りません。
彼女にいろいろと聞いてみたところ、産休や育休の制度がなかった。。。
あまり女性の働き方をバックアップはしてくれなかったと教えてくれました。
今まで、企業で働くには個人を消して、会社の歯車として働くことが美徳とされてきました。
会社が右といえば左でも右へ行く。
上司がカラスは白いと言えば黒でなくて白。
私は大和証券に勤めていましたので山一證券の破綻を震える思いでニュースを見ていました。
経営陣の失敗、隠匿が更なる負債を抱えました。
山一證券を世間に残すべく個人を殺して、経営陣は会社の存続に躍起になりましたが、結果とんでもない負債を抱えて倒産。
社員はバラバラになり、転職を余儀なくされました。
大和証券にも山一證券から営業マンが転職をしてきました。
何が言いたいかと言うと、個人を大切にしていない会社は存続していかれないということです。
多様性というワードを聞いて久しくはないと思います。
一人一人働き方、会社への思い入れは違います。
会社とそれぞれがダイバーシティと言う考え方を受け入れて、それでも会社で決まっているコンプライアンスを軸として働いていく。
これからの働き方ってこうじゃないとって思います。
キャリアカウンセラーをしているとクライアントさんのさまざまな悩みを耳にしますが、会社が多様性を受け入れさえすれば問題は解決するのにな〜ってことの多いこと多いこと

これは、JAL、ANA、ソラシド、エァドゥ、ウィングス、中国東方航空の乗務員から実際に私がカウンセリングして聞いたものです。
一人一人を大切にしてくるエアライン。
あります。
個人を歯車としか見ていないエアライン。
あります。
名前やイメージだけで会社選びをする時代は終わりました。
会社に潰されずにイキイキと自分が働ける職場を是非とも見つけて欲しいと思います。
そうすれば満足したフライト人生が送れますし、何より皆さんのキャリアが輝きます



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