こんにちは

JALの最終面接に向かう方、ANAの2次面接に進む方方、かなり絞られてきたかなといった印象です。
それでもJALは最終でもかなりの人数を残しているので、油断は禁物です。
ANAに関しては事実上の決戦日が2次面接になります。
薄っぺらい内容でしたらまんまと足元をすくわれて、さようならとなります。
ANAに関しては「接客」に対して、自分なりの奥義がなければ2次面接を乗り越えられません。
例えば、同じ接客業をしている方には
「接客がしたいのであれば、なぜわざわざCA?別に今の職場だって接客できるじゃないですか。何でCAじゃなきゃダメなの?説明して下さい。」
と、同じ業種でも何でCAなのかを説明出来なければ、ヤマ場を乗り越えることは困難です。
また、事務の方には
「事務をやっていたのに、接客できる?ホテルとかじゃダメなんですかね?ANAでどんなサービスがしたいか具体的に例をあげて話してくれますか?」
など、事務の人がどんな接客をイメージしているのかを答えさせたりもします。
ANAの飛行機に乗っていらっしゃるお客様は、皆んなが皆んなハッピーではないですよね。
様々な理由、背景をお持ちでご搭乗なさっています。
実は、そのハッピーでないお客様に対しても抜群のサービスが出来る客室乗務員でなければなりません。
寧ろ、ハッピーなお客様の接客はいとも簡単。
難しいのは、アンハッピーなお客様に対しての接客で、それが最高に上手く出来なくてはフルサービスキャリアであり、5スター6年連続のANAの客室乗務員とは言えないと思うのです。
ハッピーなお客様は見てすぐ分かるものです。
でも、そうでないお客様が何を欲しているのか、私も20年近くフライトしていても察することは大変難しいことでした。
後者のお客様のハートに届く接客をして、少しでも気持ちがほぐれ
「気持ちが落ち込んでいたけど〇〇さんの笑顔で癒されたよ。」
「行きたくない出張だったけど、君と話せたおかげで前向きになれたよ。」
などとおっしゃて頂けるようなANAの客室乗務員になるために、自分の目指す接客をイメージしてみて下さい。
L&Rアカデミー
太田真美子