こんにちは




カタール航空のクルーの方と有楽町でランチしましたよ〜。
モルジブやセイシェルのお写真を見せて頂き、案の定「いいな〜」の連発でした。
海がキレイなんだよ〜
フライトも、Colombo、Armenia、Milano、São Paulo…日本にいたらなかなか行けないでしょってな目的地ばかりでした。
お贅沢極まりない




カタール航空は、世界採用をしています。
クルーも世界各国から働きに来ています。
機内のコミュニケーションは勿論英語です。
カタール航空の方がおっしゃるには
「日本語は難しい。」
です。
この方が
「フライト中に機長から連絡があって、これからしばらくしたら揺れが予想されていて、熱いお飲み物のサービスはしないで下さいって言われたんです。英語だと簡単に言えますが、日本語でアナウンスするには何と言って良いものか…。」
と悩んでしまったことを話して下さいました。
英語だと
「Ladies & gentlemen.We're expected some turbulence. So we're afraid that ....」
で言われた通りそのままアナウンス出来ます。
じゃあ、日本語で言うには
「機長がこの先揺れると申していますので、温かいお飲み物はサービス出来ません。」
ANAやJALではこう言わないです。
ダイレクト過ぎと言うか…「出来ません」とか「しません」って強い口調ですよね。
あまりサービス業ではつかいません。
皆さんなら何て言いますか




『クッション言葉』って聞いたことがあるかと思います。
ANAやJALではクッション言葉系を使いまくりです。
日本人のお客さまは、こちらがお断りをする際にダイレクトに言うとご立腹なさる方が多くいらっしゃいます。
クッション言葉系は、回りくどいようですがプロのサービス業では謙ってお客さまへ「ご案内」という程で徹底を図ります。
先程の熱いお飲み物がサービス出来ない時は
「お客さまにご案内致します。機長からの連絡によりますと、この先気流の悪い中を通過致しますため、しばらくの間は温かいお飲み物のサービスは控えさせて頂きます。悪しからずご了承下さい。」
こんな感じでしょうか
勿論、シートベルト徹底やお手洗いの使用やお手荷物のご案内なども併せてしますが、何が言いたいかと言うと
「控えさせて頂く。」
「悪しからずご了承下さい。」
なかなか英語では使わない表現です。
こちらがお願いするわけですから、丁寧にアナウンスしなくてはなりません。
否定する単語は使用しないのです。




今日はクルーあるあるで笑いっぱなしでしたが、お客さまの立場からは知り得もしないことが沢山あることにお互い激しく同意。
本当に面白い世界です




面接が近付いている方は、日頃から綺麗な日本語の使い方も意識しなくちゃいけないなと感じました。
また、何かをお断りする際の優しい断り方をマスター出来るようになるとスマートサービスに繋がりますよね










L&Rアカデミー





太田真美子






カタール航空ネタは面白かったです。
日系ではあり得ないけど、カタール航空ではやっちゃうんだねってなことも沢山ありました
ある意味、ノーストレスで日系も取り入れたらいいのになぁ
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