こんにちは




久々にANAの話題です。




先日生徒さんが、都内で行われた女性の働き方に関するセッションに参加して来ました。
パネルディスカッションとして参加した企業は、みずほ銀行、三井住友海上、ANAの三社。
どれも社長、頭取のご参加でした。
私も非常に興味深い内容でした。




世界的にも女性の社会進出が遅れ過ぎている日本。
これだけ成熟した先進国なのに恥ずかしいくらいです。
女性の管理職教育は一流企業でもまだまだ十分ではありません。




ANAでは特に女性に特化した管理職教育はしていないそうです。
「女性だから」
「女性のための」
そんな区切り方はしていないそうです。
管理職になりたければ、男性女性問わずに教育を受ければいいのです。
ANAの考え方はつまりこういうことです。
常に未来を見据えて経営をしているのがANAなんですね。
男性だから、女性だから、性別は関係ないのです。
因みに他の2社は女性の管理職教育すらスタートしていないそうです。




そんなANAでもまだまだ改革の余地はあります。
問題は離職率の高さです。
どうしたら離職率を低く出来るか。
制度の問題か、はたまた会社の雰囲気なのか、まだ社長が変わったばかりですが、益々良い方へと変わっていくと私は思います。




JALも働き方改革を始めています。
私が若かった頃よりはかなりスケジュールも厳しくなりました。
このご時世、仕方ないことです。
でも、更なる制度の導入や見直しにより、結婚、妊娠、出産、育児、介護、自身の病、様々な事例について応じれる細やかな制度を取り入れることで勤続年数がもっと長くなります。




誰もが無理なく働ける環境に変わればいいのです。
ただ、働き方改革は男性陣にも協力してもらわなくてはなりません。
妊娠、出産はどんなに頑張っても男性には出来ません。
妊娠、出産で働けない間、また産後あけの辛い間、昇進の大切な期間など、パートナーの協力は不可欠です。
働き方改革は、カップル間、パートナー間、家族間、親子間の問題でもあり、よりよく働くための変換プラグかなと思います。




働くことは人生そのもの。
キャリアカウンセラーはそう教わります。
御恩と奉公。
いい仕事をすれば褒美が与えられます。
褒美が人の意欲にもなります。




人生100年時代。
皆さんは恐らく何にもなければ100年生きることになります。
現在の定年退職は60歳か65歳。
退職しても、40年は生きることになります。
そのため年金では賄えないため、定年退職は70歳か75歳になるだろうと言われています。
さあ、どうする
大学卒業しても50年近く働き続ける時代が到来
だからこそ、無理なく働ける改革が必要になります。









L&Rアカデミー




太田真美子



あと40年…生きてはいないだろうな〜、わたし。
想像したくないんですけど