こんにちは




秋って良いですね〜
オシャレも楽しめるし、スポーツには最適な季節、何食べても美味しいし、行楽シーズン




「西から昇ったお日さまが、東へ〜
天才バカボンの歌です。
バカボンの歌が、JALと関係があるわけではありません。
私がJALに入社した時
「例え太陽が西から昇ってもJALは絶対に潰れない。」
そう言われてきました。
山崎豊子さん著の『沈まぬ太陽』をお読みになった方もいらっしゃると思います。
何が起きても沈まない。
だから私は(私だけじゃなくて、日本国中)まさかのまさか、JALが経営破綻するなんて思いもよらず、青天の霹靂でした。
その驕りがいけなかった。




破綻後に、植木社長が就任しました。
コックピット出身です。
現場を良く知り、気さくな感じのゆるキャラ…いやいや 寛容力ある素晴らしいリーダーです。




この前会ったJALの先輩からこんな話を聞きました。
「5、6くらい前の社内のフィロソフィ教育でね、1人のキャプテンがいきなり暴言を吐き始めたの。『何だよ〜、JALを信じて頑張ってきたのに、経営者は何をやってるんだー!こんな訳の分からんフィロソフィなんてやってらんねーよーバカバカしいッ!!』その場は騒然となっちゃったの。だけど、そこでスクッと立ち上がって、その暴言を吐いたキャプテンの方に歩み寄って、その人を宥めた男性がいたの。『今は、そんな不平不満を言う場じゃないよ。後で君の言いたいことは聞くから、取り敢えずこの場では気持ちを抑えて。』そう言ってその男性はその場を鎮めたのよ。その2、3ヶ月後くらいかな〜、その暴言を吐いた人を宥めた男性は、植木社長だったと分かったの。メディアで、あっ、あの人だッ!って知ったんだよ。」




フィロソフィ教育は年に1、2回あって、様々なセクションから社員が集まります。
そこで、フィロソフィを中心として話し合いをしたり、また自分とは違うセクションの社員から話を聞いたりもします。
1回に50〜60人が集まります。




植木社長は、この時はまだ社長にはなっていない時期でした。
私の先輩はこの場にいて「穏やかそうで人徳ありそうな人だな〜。」と漠然と思ったそうです。



私も社長にはお会いしましたが、お暇ができるとフラッとオペレーションセンターに来てCAと会話をしたり、訓練センターに行ってはパイロットに叱咤激励したり。
2年前には、プライベートで奥さまと銀座でお買い物を楽しんでいらっしゃるところにたまたま遭遇しました。
仲睦まじいご夫婦でしたよ




これからの企業の社長は「気さく」でいいのではないかなと思います。
社長は現場でコツコツと日々働く社員のことをよく理解している人がいい。
以前「社長メシ」という番組を見たことがありますが、伊藤忠の社長のランチはお弁当、docomoの社長のランチはコンビニサラダ、鹿島建設の社長のランチは現場でカレー。
どの社長も社員と食べている。
植木社長も、ランチはきっとB級グルメ?
社長が雲上人じゃ、社員は付いて行けない。




自分の会社の社長。
誇りに思ってね




素敵な3連休をお過ごし下さい












L&Rアカデミー





太田真美子