こんにちは

JALのESを添削し、頭を悩ましています。
毎回、JALのESには「ほのめかし」があるので、それを読むためにはJALの中期計画を読んだり、ホームページを穴があくまで見たり、同期や先輩にインタビューをしたりして核心を掴みたいと頑張ります。
が、今回は「これ!」といった確証が掴めずにいます。
ただ、最初の設問の「挑戦」については見えてきています。
「挑戦」の反対語は何だろう。
ググれば簡単ですが、太田は昭和の人間ですからまずアナログで挑んでしまいます。
「挑戦の反対は…何もしないこと?それとも途中で放棄すること?結果を出さないこと?」
先ずからして「挑戦」の本当の意味は?
漢字を見ると「戦いに挑む」と書きますよね。
戦いがあれば、勝ち負けが発生します。
じゃあ、戦うこと自体が挑戦なのか?
それとも戦って勝ったから挑戦と言えるのか?
どうやら挑戦の反対語はないようです。
でも対義語を自分で模索することは出来そうです。
先ずは書く前に「挑戦」の定義を自分で決めることが必要です。
社会人ならば、挑戦したら必ず成果を伴わなくてはなりません。
成果は「実績」でも良さそうですが、万万が一、結果がまずまずだったとしても、JALでは成果や実績はESのなかで求めてはいません。
「得たもの」を要求していますね。
つまり挑戦したプロセスと、頑張った後の気付きを記述させようとしています。
客室乗務員の仕事はアイデア勝負の場でもあります。
「挑戦」は個々の乗務員が能力向上のために、ありとあらゆる分野(シニアソムリエや旅行業務取扱管理者など)に挑戦し、そこで得たものをアイデアとして機内でバシバシと発揮していきます。
CAは、あまり確証のないものをお客さまに対し発言したり、ご提供したり、行動したりはしません。
自分で完全に「絶対に自信ある!」と思えるもの以外は、Tryしないものです。
お客さまは実験台ではないから。
つまり…
この設問は、個々の能力をはかるためのものと考えられます。
ポテンシャルがあれば、機内で確実な仕事をしてくれます。
L&Rアカデミー
太田真美子