こんにちは




金曜日、いかがお過ごしでしょうか。




昨日、私はとある大学の方のお話をうかがって参りました。




「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。




有名なフレーズです。
言わずと知れた、福沢諭吉先生の『学問のすゝめ』のお言葉ですね。




慶應義塾ご出身の方はよくご存知だと思いますが、この本の内容までは一般的に知らない方も多いことと思います。




「(中略)賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。また世の中にむずかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。(中略)やすき仕事をする者を身分軽き人という。」




ドキッとしてしまう内容です。
だけど結構、読んでいくと、ほほ〜んと頷けることばかりです。
つまり、だから『学問のすゝめ』なんですよね。




オックスフォード大学のマイケル オズボーン氏は




「今後10〜20年後、現在の47%の仕事はなくなり、オートメーション化する。」




と言いました。
オートメーション化は更に加速するでしょう。
私が入社した時、まだ客室乗務員も研修でグランドの仕事をしていました。
チェックインは全て人がカウンターでやっていました。
またゲートでは、お客さまのチケットを手でもぎって半券をお一人お一人手渡ししていました。
ですから、昔はGSさんがた〜くさんいらっしゃいました。
今では、自動チェックイン機がありますし、Eチケットでタッチパネルでゲートから飛行機に入れます。
GSさんの人数は半減しました。




エアライン業界も、そのうちLCCが主流になる時代が到来するかもしれません。
フルサービスの客室乗務員はいなくなる時代もやってくるかもです。
オートメーション化ですよ。
機内に自動販売機があったりね
(一応、保安要員としては乗務しなきゃだけどね。)




これからは先々を見越した企業選びと、どんな状況下でも生きていける柔軟性が必要になると思います。
この会社以外は絶対にダメだと頑なに決めていても、もしかしたらその企業は今後生き残れないかもしれません。




易きに「やすき仕事」を選ばないよう、知識をしっかり持つようにしたいですね。
初めて『学問のすゝめ』の内容を知り、ビックリしました。
昔も今も仕事選びの基本は学びなんですね。









L&Rアカデミー





太田真美子





素敵な週末をお過ごし下さい