こんにちは

今日も午前中は大学で試験監督していました。
授業中に
「これは大切です。」
「ここはよく覚えておいて下さい。」
そう伝えたことでピンッと来る学生、聞き逃しちゃう学生、様々です。
だけど、こんなちょっとしたことが運命を分けたりもします。
成績は一生ものです。
皆さまの成績表もご家族の方が大事に保管していると思います。
大学生も然り。
そして、企業に入る際の試験結果も会社では保管され続けます。
また、それぞれの上司が評価したものは次の上司に引き継がれ、在籍している間はずーっと成績表の様に保管されます。
単なる能力検査ですが、JALの場合は総合評価ですから、あまりにも試験の結果が悪いと最終面接で
「随分と英語の成績が悪いですが、普段は何を目標にどんな勉強法をしていますか?」
と聞かれたりします。
あわわわ。。。

ごめんなさいね
勉強頑張りますm(_ _)mしか言えないですがね。。。

この類いは圧迫っぽいのかもしれませんね。
嫌なことを言われても、受け入れて返す対応力が求められます。
JALの最終などは、困っちゃう質問も多くなります。
「あなたは今回、JALのCAになれなければ、この後どうしますか?」
「留学している割にはTOEICのスコアが低いのは何故?」
「先ほど魅力的な女性になりたいと仰いましたが、あなたの考える魅力的な女性の定義を教えて下さい。」
意地悪質問ですよね、もう。。
それでも顔色変えずに、まずは面接官が感じ取った客観的事実を受け入れましょう。
乗務員になると、第一線で企業の顔として働いていくわけですから、嫌なことも山ほどあります。
自分が良かれと思ったことが裏目に出てしまったり、しっかりやってもクレームを頂戴したり。
18年フライトしていても、地雷を踏んじゃうし

だから
「違う
」

ってことはないと思います。
その方はそういったご意見を持ったわけですから、真摯に受け止めてお答えしましょう。
反論したくても、プロは言い訳はしないものです。
心の奥の奥にしまいましょう。
エアラインでの圧迫面接はよくあることです。
私もレッスンでわざと意地悪質問をします。
中には顔色を変える方もいらっしゃいます。
面接官は、そのちょっとした顔色の翳りを見逃しません。
「ははーん、この子は肯定しか受け入れないタイプなのね。」
「接客には向かないタイプだわ。」
「顔に出ちゃうのはちょっと。」
「既卒でこれはないんじゃない?」
面接官としては、顔に出ちゃうタイプは部下としても、客室乗務員としても絶対に減点対象です。
JALは一緒に働く優秀な仲間、もしくはJALのために懸命に働いてくれる部下が欲しいのです。
イチを言って10を感じ取れる人、お客さまや上司から嫌なことを言われても自分を見つめ直せる素直な人、そんな人材を求めています。
L&Rアカデミー
太田真美子