7月に入り、ムシムシして来ましたね

既卒JAL受験予定の皆さんも、どうやらESの送付を終えた方もちらほら。。
ギリギリは本当に怖いから、最低でも2、3日前には必ず届くようにしてね。
また、JALから指定された通りに、そしてダイレクトにESだけを送り付けるのは大変失礼ですから、添状と一緒に同封してね。
先日、他社便に乗る時の我々の扱い。。いや
搭乗の様子をブログでお知らせしましたが、何と、今度は私の新人訓練の時の教官が鼻息荒く参戦して来ましたよ。

教官も、BAやAFに乗ったとき、ジャンプシート✖️3回、コックピット✖️1回だったそうです。。
ジャンプシートは前回のブログでどんなお席かをお話ししましたね。
コックピット。。ってことは、そう、操縦席に一般人がいるってこと。
日系エアラインは厳しくその辺は規制があり、コックピットに一般人が入ることを禁じていますが、外資系は今でも問題なく旅客が座れる様です。
一般人とは言っても、やはりエアライン関係者や政府関係者やツアコンさんでないといけないんだと思います。
(身元が確実に分かっている人オンリー。)
教官もエアラインcrewだし安心のコックピット座席。
でも、外資のキャプテンや副操縦士さんも了解はしているものの、あの狭い空間で自分の背後に爆睡している人がいたら仕事しにくいでしょう

あっ、映画も観れないし、寝るしかないか。。
教官は、BAのcrewが夜間休憩する所(crew bank)で過ごしていたり、コックピットでご飯を食べたりしてロンドンー成田間の長いフライトを過ごしていたそうです

私用で自社便を使用する時は、気を遣って
「ミールのチョイスはどうぞお気になさらず、最後の最後で
」

「座席、かわりましょうか
」

と言ってみたり、搭乗時に手土産を持参してcrewに渡してみたり。
なんだかんだリラックス出来ません

だから、外資の他社便に乗務員はよく搭乗するんです。
私は、以前ハワイアン航空に乗った時、お約束の様に私の席が壊れていました

背もたれに背中をつけると自然とリクライニングしちゃうんです。
安全の観点からこれは良くないと思い、ムームーを着たそのコンパートメントの担当乗務員さんに
「座席に不具合があるよ。」
とお伝えしたら
「あら、あなた、JALのcrewでしょ?じゃあ、後で自分でlog inしておいてね
」

と言われてしまいました

本当はDuty crewじゃないとしちゃいけないんだけどね。
log inとは、飛行機の不具合を記録することです。
log bookと言って、ひと機に一冊あって、本のようになっています。
整備さんがチェックして最終的にはボーイング社などの点検が入ります。
他社便に乗ると面白い経験が出来ますが、まあ、仕事させられますね。。
それもまた、エアラインは全部つながっているからなのかな。
空の安全を担う仲間ってことなんだわね

素敵な週末をお過ごし下さい

L&Rアカデミー
太田真美子