こんにちは




明日は母の日ピンク薔薇
日頃の感謝を伝えたいですよね。




以前、シカゴからの帰便でチーフとファーストクラスのギャレー内で母親の話題で盛り上がりました。
JALでは、farewell PA でチーフが心温まるアナウンスをするのが恒例です。
ちょうど、到着日が母の日でしたのでアナウンスで母の日に因んだアナウンスをしようかな~とチーフはおっしゃっていたのです。
それからチーフが最近お母さまを亡くしたお話しを伺いました。
私も祖父を亡くしたばかりでしたので、ファーストクラスのギャレーで2人してワーワー泣きました




成田に到着し、チーフがfarewell PAでご自身のお母さまについてお話しされました。
私はジャンプ シートに座っていましたが、PAを聞きながらまたまた泣いちゃって全然内容が耳に入らなくなってしまいました。
チーフのPAが終わると、機内から拍手がわき起こり、涙を流されているお客さまもいらっしゃいました。




チーフのアナウンスの内容は、そのチーフの教養や器の大きさがお客さまに伝わります。
また、チーフの人間性もよく分かります。
最近は、かなりスタイリッシュ()なアナウンスをする傾向にあるJALですが、それでもまだ味のあるアナウンスをするチーフは多くいます。
長旅を終え、ようやく目的地に到着した時に、自分の搭乗していた飛行機のヘッドが気の利いたアナウンスをして下さると、ホッとすると言いますか…有難く感じます。
なかなかチーフがエコノミーでお客さまと接することがないJALでしたが、最近はトライアルでチーフがエコノミーでサービスすることもある様ですよ




アナウンスはダイレクトにお客さまのお耳に入ってきます。
ダミ声はダメ。
地声もダメ。
最近流行りのハナにかかった声もダメ。
お客さまが聞き取りやすく、流れるように語りかけなくてはお客さまの心まで辿り着きません。




アナウンス。
お客さまは聞いてなさそ~で、間違えちゃう時はちゃんと聞いているんですよね。
「ちょっと、英語間違えてたよ~。」
「富士山は右じゃなくて左でしょ。」
ご指摘頂きます




皆さんもチーフとなって、お客さまの心までお届け出来るアナウンスが出来れば良いですね
道のりは長いけどね











L&Rアカデミー




太田真美子