こんにちは

就活真っ只中、新卒さんのエアライン説明会も始まりましたね。
昨日、発表された大学生に人気の企業。
ANAは1位。
JALは2位。
私の頃は、東京日動海上が1位。
日本興業銀行(現みずほ銀行)や野村證券など金融が上位を占めていました。
いや~、時代は変わりますね~。
その後の数年間は、三菱商事や伊藤忠などの商社が上位に名を連ねていました。
今はエアラインが上位を占めているんですね。
私は正直、今回のランキングの結果を
「何でだろう
」

と不思議に思ってます。
FacebookでやりとりしているJALの後輩現役CAさんも、人気企業ランキングを見て
「いが~い
」

と第一声を発していました。
我々の感覚からすると、客室乗務員は大きなイメージ看板を背負ってはいますが、実質肉体労働者。
キツイし、汚いし、お給料は安い。
思うに。。。
日本の一般企業は、高学歴になった女性をあまり活かしきれていないなと、太田は思っています。
女性が輝きながら仕事が出来るステージの社内整備がまだ出来ていないんだなと感じます。
キャリアカウンセラーをしていると様々な問題を抱えたクライアントさんがいらっしゃいます。
ちょっと体調不良になったら会社から嫌がらせをされた、男性は昇進するのに同じことをしている私(女性)は昇進がない、いつもニコニコしてるからって大量の仕事を頼んでくる。。。
ご相談にいらっしゃる殆どの方は女性ですが、女性であるが故の何らかの歪みが生じていると感じていらっしゃるようです。
エアラインは圧倒的に女性が多い職場ですから、あまり社内で性差別を感じることはありません。
ただ、お客さまの中には「人の面倒を見るのは女性の仕事だろう。」と思っている方は少なくありません。
だから、お客さまからそういった感情を受ける場合は往々にしてあります。
ここでは書けないようなことを面と向かって言われたり。。
悔しくて泣いたこともありました

でも、そんなことを繰り返していたら嫌なことを言われても笑って返したり、時には完全にスルーもしたり。
一番怒った時は、オジサンに対して言い返してやりましたよ

そうしたら
「オメー、女のくせに、生意気だな!」
と言われました。
だからその「女のくせに」が余計なんだって

女性が輝きながら働ける社内環境が整っている、といった観点ではANAやJALはピカイチなんじゃないかしら。
だけど、何度も言いますが、イメージだけで捉えてはいけません。
ANAやJALを入社して
「イメージと違った。」
と言って辞めていく人は後を絶ちません。
我々は肉体労働者

L&Rアカデミー
太田真美子