こんにちは

先日、JALの大先輩とランチをしていて
「そう言えば、マミコリンさ、〇〇駅に菓子折り持って謝りに行ったの
」

と唐突に聞かれました。
話すと長くなりますが、私は疲労だったり、貧血だったりで、ありとあらゆる場所でバタンと倒れてしまうことがよくあります。
成田、羽田、浜松町、西日暮里、上野、池袋、みなとみらい…数え切れません。
それで、命からがら駅員室まで辿り着いてそこでしばらく休ませて頂くこともありました。
以前フライト帰りに最寄りの駅の階段下で倒れて、その時に手すりに頭を強打して意識がなくなってしまったことがありました。
誰がどうやって駅長室に164センチのドでかい私を運んで下さったのか…目が覚めたら駅長室のベッドの上にいました。
それを、会社の人に面白おかしく話していたら
「そんな、人様にご迷惑をお掛けしたんだから、伊勢丹で菓子折り買って直ぐに謝りに行きなさい
」

と先輩に強く言われました。
叱られたんですよね。
すごく。
私の脳内には駅に謝りに行く、といった概念がなかったので「そっか
」と思い、先輩に言われた通り、早速伊勢丹でクッキーを買って謝りに行きました。

お世話になったら、やっぱりその後に報告をする。
人として当たり前のことですが、どうも私に欠如していた点でした。
学校の先生、部活の先輩、近所の方、仕事がらみ、友達、家族、身近な人には勿論、お世話になったら当然お礼、お詫びをしに行きます。
しかしながら、先輩の一言で公共の場、鉄道、駅などちょっと蔑ろにしていたなと気付かされました。
よく、私たちも機内で体調不良だったりのお客さまの人命救助や応急処置をしますが
「あの後、あのお客さまどうなったかな。。」
「今もお元気だったらいいね。」
とcrewどうしで話があがります。
やはり、どんなことであれ、一度でもお世話になった方、というか場合には
「その節はお世話になりました。その後はお陰様で回復致しました。ありがとうございました。」
と一報するべきですよね。
皆さんも、OG訪問などで現役CAさんや他の企業に就職された大学の先輩など、一度でもお世話になったら、ご自身の進路が決まった暁には必ずご一報して差し上げて下さいね。
そのひと言でホッとする方々が沢山いらっしゃることを覚えておきましょうね。
これもホスピタリティの一つです

L&Rアカデミー
太田真美子
本当にJALのおば…いや、お姉さまは宝です
