こんにちは




ひっさびさの休日。
美味しいコーヒー飲みながら頭に浮かぶ由無し事を。。
そこはかとなく考えながらボケーッとしておりましたが、残念ながらのんびりしている時間はないんですね
師走ですしね。




先日、国際線でロングフライトをしている後輩にバッタリ会いました。
飛行機の性能が日々進化し、ロングフライトでもかなり時間は短縮されたと話していました。
でも、音速のコンコルドじゃないのでやっぱり10時間以上のフライトタイムです。
国際線ばかり飛んでいると、たまに国内線に呼ばれてjoinすると国内線のサービスの細やかさを再認識します。
日本人のお客さまはサービスに対して非常に厳しい目をお持ちです。
サービスだけではなく、働いている我々に対しても、、です。
まるで、我々乗務員は日本人の女性のお手本になっていないと駄目だみたいな感覚で我々を見ます。
きびちい。。
言葉遣いや身なり、振る舞い、仕事の仕方、気遣い…お客さまから沢山のご意見を頂戴します。
だから、国内線ばかり飛んでいるCAさんは仕事がとても丁寧で繊細。




だから国際線が雑多というわけではありません。
国際線はやることが国内線の何十倍もですし、気にかける箇所が違うんです。
また、他国に入って行くのでそれなりに法律を守って仕事をするので、サービスよりも業務が増えるんです。
ロングフライトでも、国際線のCAさんがお客さまの前に出ているのはトータルでも2時間あるかないか。。
あとの時間はテキパキと業務をこなしています。




「国内線で下積みをしっかりとしたから国際線でやっていけるんですよね。」
後輩はそう話していました。
全くもってその通りです。
日本のお客さまは、JALにもANAにもハードとソフトの両面の完璧を求めますから、それに敵う自分になるために国内で育てて頂き、海外へ行くのがまあ妥当な進行なのでしょう。




と、いうわけで、やっぱり国内線は若いCAさんが多いですよね。
たまに私が国内線に呼ばれて乗務していると
「あれ?若い子いないの?いるなら出してよ~。」
とおじさまに言われたり。
お客さま、ここはキャバクラやスナックじゃございませんのよ
喉まで出かかっていた言葉を飲み込んで
「お客さま、ご希望に添えず大変申し訳ございません本日は新人のセクションではない乗務員が担当しております。次回のご搭乗の際には新人セクションが担当できたらいいですね。」
内心、運ですよ運、と思いつつ。
こういったおじさま対応も国内線でビッチリ身に付きます






L&Rアカデミー







太田真美子