こんにちは

ようやくイギリスの英文和訳の翻訳のお仕事も終わり、ホッとしました。
殆どゲームをしない私にとっては、非常に聞きなれない言葉ばかりで苦労しました

でも、勉強になりました。
たまには別の分野をやってみるのもいいものです

さて、Parisのテロ事件の後、航空機への爆破予告があったり、何だか安心して旅行出来ない日々が続いています。
しかし、爆破予告は海外だけの問題ではなく、実は日系でもたまにあることです。
私も2、3回は爆破予告を受けました。
爆破予告をされた、されないにかかわらず、客室乗務員は機内に爆発物がないか、不審人物はいないか、常に目を光らせていなくてはなりません。
お客さまがご搭乗なさる5分前に客室乗務員は機内のセキュリティ チェックを一斉に実施します。
整備担当者がネジやボルトを忘れていっていないか、お掃除担当者が何か忘れていっていないか、地上職員に紛れ込んで誰かが爆発物を仕掛けていないか、念入りにじっくりと機内の隅から隅まで全て確認します。
以前、ドイツフランクフルト発のJAL便で現地の空港職員がわざと小さな袋を機内の後方の棚にそっと置いて行きました。
客室乗務員がしっかり隅から隅まで確認をしているのか、腕試しをしたわけなんです。
勿論、客室乗務員はそれを見つけて報告したため、ことなきを得ましたが、もし、見つけられなかったら恐らくこの便はフランクフルトからの出発を許されなかったでしょう。
小さな袋であっても、その中に爆発物があるかもしれないし、不審物は許されません。
飛行機を操縦するのは実際にはパイロットですが、機内で出来る安全対策は限りなくあります。
こういった話は、客室乗務員経験者からちゃんと聞き出さないと想像で見出せないものだと思います。
安全は航空会社の根幹にあるものです。
客室乗務員を目指すならば決して忘れてはならない大きな要素です

L&Rアカデミー
太田真美子