こんにちは

空港に行って最初にエアラインの職員に出会うのはGSさん。
お客さまからすると、そこのエアラインのイメージを確定すると言っても過言ではありません。
そのGSさんのコンテストが行われました。
ANAもJALもやっていますね。
外部からの注目度もかなり高いです

今回はJALのGSコンテストについて。
GSさんのお仕事は、本当に大変。
台風あり、吹雪あり、気象状況だけはどうにもならないけど、遅延が発生します。
そうなるとお客さまは間違いなくお怒りになります。
メンテナンスでこちらの不備があり、遅延を招いた場合はこちらが非難されて当然。
でも、空港であちこち歩き回ってお仕事されているGSさんはよく捕まってしまっていつも非難轟々。。
また、飛行機内で何かあったお客さまもGSさんが到着した空港で対応します。
よく、そんな光景を横目に通り過ぎて胸が苦しくなることもしばしばありました。
本当に空港のよろず屋さん的な存在です。
それでも、お客さまには誠心誠意、心を込めて接客をなさっています。
CA業務とはまた違ったフィールドですが、仕事内容には頭が下がります。
以前、ANAのGSさんに伺いました。
「接客と業務、割合で言ったら何対何?」
すると、答えはこうでした。
「接客7、業務3です
」

そう教えて頂きました。
両者とも、濃度が高く、手の抜けないお仕事です。
今回のコンテストで優勝した方は、オンリーワンの声掛けが出来たことで栄冠を手にしました。
プロならば、お客さまへ気遣いが出来て当たり前ですし、ご要望を察知出来て当たり前。
しかし、彼女は自分が対応しているお客さまの他にも、気配りをしてしっかりと声掛けが出来ていました。
JALの植木社長は、その点に魅かれたと話しておられました。
接客は経験とセンスだと思います。
センスには、人からスキルを盗むこと、自身のスキルに磨きをかけること、嫌なお客さまにも進んで体当たり出来る工夫を考えておくこと、などが含まれると思います。
誰だって、生まれつきセンスがあるわけではないですよね

自分なりに考えて、アレンジを繰り返して引き出しを増やすことです。
一方、経験はある程度場数を踏まなくてはいけないので、1日、2日で成長するものではありませんね。
ANAはかなりGSさんの採用数を増やしています。
GSさんのお仕事、毎日が祭りのようですが
、ものすごくやり甲斐がありますよ


L&Rアカデミー
太田真美子