こんにちは

週末にParisで痛ましい出来事がありました。
Parisは人の温もりが感じられる街で、人は時に謳い、時に食し、時に華やぎ、生活感溢れた街。
そんな人々が集う場所であんな凄惨な事件があり、大変胸が痛いです。
1日も早くParisに平穏な日々が訪れますように

入国審査は国によって千差万別です。
また、どの国のパスポートを所持しているかで入念な審査があるか否かが決まります。
ヨーロッパでは「シュンゲン協定」というものがあり、その協定内の国間の行き来はパスポート コントロールが免除されます。
「シュンゲン協定」については、ちょっとお勉強してみるといいかもしれません。
ヨーロッパをフライトしているCAさんならば、誰でも知っています。
フランスの入国審査はあまり厳しくなくて有名です。
まあ、我々は乗務員だから、一般のお客さまとはべつの入国のしかたをしますが、それでも審査官のブースはしっかりと通過します。
こちらは仕事で来ているし、近くにはお客さまもいらっしゃいますから多少は緊張感を持ち合わせています。
しかし、フランスの入国審査官は
「カワユイね、アナタ。」
「コンヤ、ゴイッショ、シマセンカ?」
と、ふざけていたりもします。
YOUも仕事なんだよね、それ

そんなんで許されるんだね

また、帰便で乗務員が飛行機に乗り込む際に、現地でした買い物をシャルル ドゴール空港で申請します。
これをDe TAXと言いますが、また審査官がいて予め記入した申請用紙を見せるのですが、ぜーんぜん見ていない。
「アナタ、カワユイ。」
「ワタシ、タイプ。」
ここでもなんだな。。

仕事する気はないんかい。
そんな感じなんです。
それはさて置き、あんな凄惨な事件があったParisですが、翌日からCAさんはParisへ飛んで行きました。
勿論、街中へ行くことは許されていません。
会社が警告を出しています。
あとは自己責任。
銃弾に倒れた皆さまの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
L&Rアカデミー
太田真美子
RIP
