おはようございます

大学の授業で
「バイト先の店長に叱られた。」
「いつも怒られてばっかり。」
とよく学生さんがバイトのグチを言ってたっけ。。
「叱られることは、見込みがあるから敢えて叱るんだよ。」
と私が言うと
「それは違うよ~、先生、絶対に違う~
」

数名が声を揃えてそう答えていました。
なんで叱られることがこんなに嫌なのか

叱られる行為じたいに拒否反応なのかしら。
アントニオ猪木さんからホッペを叩かれたら「あザーッス!」とお礼を言う人もいるわよね。
愛ある叱咤激励も中には存在するよ。
単に叱る側も頭ごなしに怒るのではなくキャリア育成だと認識した上で叱らないと、実はいけないんですよね。
確かに、叱られることじたいは決して気分の良いものではありません。
巷でよく聞くのは、上司に失敗を指摘されて叱られたら直ぐに辞めてしまう新入社員。。
上司は部下の失敗に対し、今後の新入社員のキャリアのために一喝したのだと思います。
ただ、叱った側も叱ってお終いは非常にいけない。
叱ったら必ず励ます言葉を添えること。
私も新米CAの時は、こっぴどく先輩に叱られたものです

でも何故か怒られてもスッキリしていました。
それは愛があったから、かな。
私の仕事ぶり全てはお客さまのご満足度につながるし、私の今後のCA生活の足しになると考えることが出来たから。
こっぴどく叱られた後、先輩がたは
「太田ちゃん、前回はヒドかったけど、今回は多少はマシになったじゃない。」
とか
「あなた、この前のgalleyはグッチャグチャだったけど今回は良くなったわね。」
とか
「次回ご一緒したらきっともっと成長していると思うわ。そうしたらまた一緒に飛びましょう。」
そう励ましてくれました

私も新米CAさんとフライトする時には必ず先輩にならえで「叱ったら励ます」のセットを忘れないように心掛けていました。
有無も言わせず叱るのはやっぱり芳しくない。
叱る側も感情に任せて言いたい放題言うのは大人気ない。
叱った側にも叱られた側にも、後々プラス感情が残るようなそんなやりとりが必要なんじゃないかな。
因みに、お客さまに叱られる時。。
人にもよりますが、男性は比較的に怒りの中にも愛を感じることが多かったです。
しかし、女性の場合。
感情任せに話したいだけ話して、ハイ、以上お終い
というパターンが多かったです。。

CA間では
「女性のお客さまには男性以上に気遣いを
」

が合言葉でした。
L&Rアカデミー
太田真美子