こんにちは




清々しい秋晴れの今日、太田は日本赤十字社の建物の中で救急法救急員の資格継続のためにひたすら勉強をしていました。




この資格、客室乗務員なら7、8割がた持っている資格になります。




密閉された鉄の塊の中で、お客さまが急病になられたら…。
皆さんは動転せずに冷静に対処出来ますかはてなマーク
勿論、我々は医療のプロではありません。
しかし、機内に医療関係者がいらっしゃらなかったら素人判断で急病人の処置をしちゃいますかはてなマーク




客室乗務員はまず、お客さまの中に医療関係者がいらした場合、その間の処置をしっかりと行い、それまでの症状や呼吸数、脈拍、顔色、体温、血圧などを医療関係者に報告し引き継ぎます。
もし、機内に医療関係者がいらっしゃらなかった場合。
最悪の事態ですよね。
最近では責任を負うのを避けるため、医療関係者も機内でなかなか名乗り出てはくれません。
そんな時は、乗務員だけで処置を進めていきます。
またまた、ジャングルや砂漠のど真ん中に飛行機が不時着してかなりの傷病者がいたら。。
我々が生き抜いて傷病者の処置をしなければ、死者を増やしてしまうだけです。
日本赤十字社のこの資格は、堂々と勇気を出してそれぞれがリーダーシップを発揮し、生命を守る活動が出来るようにします。




どうして太田がここまでこの資格にこだわるのか。
香港で意識のない赤ちゃんを処置した経験からこの信念を持ち続けています。
そのブログはこちらから左下矢印左下矢印左下矢印










このブログは現役CAさんも多くご覧頂いているかと思います。
皆さん、私と同じ意識のもと、日々の乗務をしていらっしゃると思います。
キャビンでただ穏やかにコーヒーをお出ししたり、和食か洋食かを聞いているのではないのです。
いざとなったら、その穏やかなお面をクッルと回転させて保安要員として行動します。
全てはお客さまのため。




心臓マッサージし過ぎて腕がイタ~い
明日、いや、明後日くらいに筋肉痛がくるかな。
でもものすごい達成感
またこの3年間、救命法救急員として誇りを持って救命事態に対処したいと思います。









L&Rアカデミー





太田真美子






機内に男性医師がいらしても、民族や宗教により女性の患者さんに医療処置が出来ない場合もあります。
そんな時は医師の指導のもと、最大限出来る範囲内で乗務員は一次救命処置を行います。