こんにちは



春を感じさせるポカポカ陽気となりました関東地方。
しかし、そうなると花粉が舞ってきますウサギ
早くもゴーグルの様な眼鏡をかけている人がいました。
これから数ヶ月間は花粉との闘いになりそうです。



さて、昨日に引き続きエアラインの内情を赤裸々に語りたいと思います。
今日も元日系エアラインのCAさんとお話ししていましたが
「先輩はそんなに沢山は教えてくれない。」
「自分で聞きに行く。」
「教えてくれなくて当たり前。」
そう仰っていました。
確かに、仕事中ずーっと隣に先輩がいてくれるわけではなく、先輩も機内でピンでビシバシ働いているわけで、後輩指導なんてしている暇はありません。
お客さまからしたら、誰が先輩で誰が新人だなんてどうでもいいことで、飛行機に乗務いる以上、全員がプロでなくてはならないですよね。
そんなわけだから、後輩が何が解らないのかが先輩は解らないんです。
だから、自分がもっと仕事を覚えたい、もっとステップアップしたいと思ったら、アクションを自ら起こさなければなりません。
失敗してしまった後に
「何で言ってくれなかったのむかっ
と叱られるのが関の山です。



今日、伊勢丹でお買い物していたらカウンター内で
「◯◯さん、休憩行った?」
と内輪話しているのが耳に入りました。
いいなぁ、休憩時間があるんだコーヒー
いわゆるランチタイムなんでしょうね。
同じサービス業でもCAにはランチタイムなんぞありはしません。
食事する時間はまるでないです。
と、言いますか、設定じたいありません。
じゃあ、いつ食べるの?
3分あれば食べますよラーメン
例えば成田からシンガポールに行く時、飛行時間6時間、その前後2時間ずつ、total10時間くらいは食事もせずに立ちっぱなし休憩ゼロで働き続けます。
3分あれば食べれますが、その3分もないんです
どれだけ多忙か想像つかないですよね。。。



しかし、成田ーニューヨークなどのロングフライトには流石に休憩はあります。
フライトタイム16時間、その前後2時間ずつ、total 20時間飲まず食わずで働き続けるのは、プロレスラーでもお相撲さんでも仮面ライダーでもやはり無理です。
交代で2時間ずつ休んだりはしますよ。
そうでもしないと、フライトの最後の方は思考能力がなくなります。
また、休憩時間が長く取れるか否かはパーサーによるタイムスケジュールの良し悪しにもよります。
サービスプランが上手く組めていないと、誰も休めなくなってしまいます
休憩を組むのもチーフやパーサーの経験がものを言います。



「忙しくてお昼食べる暇がなくて~。」
とよく仕事の多忙ぶりを言う人がいますが、国際線CAさんの世界では当たり前
労働基準法、思いっ切り違反してます、ハイ…
空の上では日本の法は適応されないのかなはてなマーク



だけど、その忙しさや腹ペコさ加減は決してお客さまには見せませんよ。
だって、プロだもんビックリマーク







太田真美子







L&Rアカデミー