こんばんは

日曜日はいかがお過ごしでしたか

私はコートを引っ張り出して冬支度を着々としていました。
立冬も過ぎましたしね。
インフルエンザの予防接種もしたしね。
痛くて泣きそうになったしね

各企業には社章と言うものがあります。
有名なのは、三菱や住友の社章。
グループ会社も多く、何の気なしに視界に入っていることと思います。
今日はJALの鶴丸のお話です。
言わずと知れた鶴のマーク。
いつしか日の丸と掛けて「鶴丸」と言われるようになりました。
昭和34年に日本人デザイナーが考案し、日系アメリカ人がロゴを完成させました。
この鶴丸は、日本人の家族に伝わる家紋からインスピレーションを得て作成されました。
当時、世界は遠い遠い存在でした。
世界各国どこにいても、日本人が他国において日本を愛おしく且つ誇りに思える様に日の丸を彷彿させるデフォルメになったと言われています。
私が入社した時にはまだ帽子を着用していました。
帽子のど真ん中にはお約束の鶴丸がどどーんと鎮座していました。
鶴丸を身につけると、ズンズンズンズンズーンッと責任感のボルテージがMAXになりました。
1990年代後半になると
「古くさい」
「隣国へ配慮した方が」
「そろそろ違うマークを」
様々な意見が社内に蔓延り、一時期完全に姿を消してしまいました。
経営破綻をし、その後しばらくして鶴丸は復活。
ちょっとスタイリッシュになりましたが、尾翼に、制服に鶴丸が戻ってきました。
「懐古主義では決してない。鶴丸に再建の誓いを立てる。」
そんなことを当時のCEO稲盛さんは仰っていました。
社章一つとっても、歴史や伝統がしっかり息づいています。
また、日本初のCAさんが誕生して間も無く70年を迎えようとしています。
それを思うと大変感慨深く。。。
この国の航空の歴史は長く、厚みがあり、そこで働く人々の希望や保安や考えや努力が根幹にあることが手に取るように分かります。
またまた熱く語ってしまいました

これからは皆さんが空の歴史の担い手になって行くことでしょう

明日からまた月曜日。
気持ちを新たに一週間頑張りましょうね

L&Rアカデミー
太田真美子