こんにちはビックリマーク



昨日に引き続きファースト クラスについてお話ししたいと思います。
何故、ファースト クラスについて書くのかと言うと、受験する際にそれぞれのビジョンを持って面接に赴くと思います。
なんとな~く受けてみて、受かってしまう、なんて甘い世界ではありません。
皆さん、今まで内定を頂いてきた方々はそれ相当の努力をして来ました。
中には
「何にもしないで受かっちゃったビックリマーク
と仰る方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は大方そんなことはなく、隠れて並々ならぬ努力をしています。
学生時代のテスト勉強のことを思い出して下さい。
「全然やってな~いにひひ
という人に限って高得点じゃなかったですかはてなマーク
何よ、嘘ついてさッ。
ご記憶ないですかはてなマーク
それと全く同じです。



JALのファースト クラスは最高峰です。
ここで働ける様になれば、ほぼ仕事を網羅出来ると考えていいでしょう。
チーフ職やマネージャー職のような管理職とは違う、サービスでの守備範囲を広げることが出来ます。
お客さまもJALのファースト クラスに乗れれば名実ともに一流と言われるわけです。



現在、エミレーツやSQではファースト クラスに個別シャワー室があったり、マッサージチェアを完備したり、エアライン各社、思考を凝らしています。
このようにハード面は日進月歩しています。
しかし、ソフト面ではどうでしょうはてなマーク
ぶっきらぼうなCAだったら、サービスが洗練されていなかったら、タイミングを見計らってくれないCAだったら、日本語が上手く使いこなせないCAだったらはてなマーク
一流のお客さまは興ざめです。



JALでは誰でもファースト クラスが担当出来るわけではありません。
乗務員を4つのグレードに分けています。
A、B、C、Dの4段階になります。
Aの乗務員は殆どいません。
JALの乗務員をアットランダムに100人集めても1人いるかいないかです。
殆どの乗務員はCです。
しかし、JALの規定ではグレードB以上の乗務員でなければだいたいの場合担当させてもらえません。
厳しい世界ですが、企業とはそういうものです。



是非、若い皆さんにはJALのファースト クラスで一流のお客さまをサービスするといった高い目標を設定して頂きたいと思います。
また、それと同時に前々から言っていますが、この様な乗務員格付け制度があり入社してからが信じられないくらい大変です。
各々入社後のビジョンは違うとは思いますが、必ず先々を見据えて志望動機をお考え頂きたいと思います





L&Rアカデミー




太田真美子