こんばんはラブラブ



大学生と
「キャリアとは何ぞやはてなマーク
を話し合いました。
日本人はあまり日頃から自身のキャリアを意識することはありません。
異動や転勤が多いこともあり、その道のスペシャリストはなかなか育たないと言われています。



しかしながら、欧米では生まれた時からキャリアは積み重ねられていくものと考えられています。
こと、アメリカではキャリアに対してはものすごい高い意識があると言われています。
3回、4回、5回…と転職を重ね、次々と会社間を渡り歩きステップアップして行きます。
エアラインはアメリカの転職市場と似ている部分が多少あります。
エアライン間で転職を重ねている方はかなり多いと思います。
ただ、スキルの能力は買われても、ポジションは与えてもらえない。
転職先で最初からその会社のイロハを教えられます。
日本の企業はそういった点で人材を上手く活かしきれていない状況です。



まだまだ日本はキャリアに関しての整備が必要だなあとつくづく感じます。
大学生には
「キャリアは死ぬまで続きます。大学生の今、思うように就活出来なかったとしても長い人生、挽回の余地は沢山あります。また、就活は上手くいかなくて当然です。社会は厳しいもので、青二才の皆さんをすんなりとは受け入れてはくれません。しかし、そんな皆さんを受け入れてくれた会社には敬意を示して下さいね。その後、皆さんが歳を重ねていくのと同様、キャリアも発達しながら積み重ねられていきます。そんな中で皆さんが、仕事を変えたい、会社を移りたい、自分を変えたい、と思った時が転職をする契機となります。」
と、就活だけが全てではないと授業のなかで伝えています。
未来のことは想像しにくく、大学生にはちょっと受け入れるには難しそうです



私の仲の良い同期Hさんは、JALスカイの成田でGSとして2年間働き、その後JALに転職をしました。
今まで長い間温めてきた「医師になる」という想いを実現するべく、現在国立大学の医学部で学生をしています。
一見、キャリアは断絶したかと思われがちですが、全くそんなことはありません。
着実にキャリアは積み重ねられています。
サービス業から医療機関への転職になりますが、サービス業で得た知識は医療の現場で大いに役立つとHさんは以前話していました。
患者様のお気持ち第一の立派な医師になることでしょう。



たとえ、誰かと結婚して専業主婦になったとしてもキャリアは続きます。
○○部長の奥様。
○○PTA役員さん。
○○自治会長さん。
テニス同好会○○さん。
など。
そこにその人の居場所と役割りさえあれば、キャリアは発生します。



今日は真面目な話をしましたが、エアラインと全然関係ない職種から転職することや社会人生活が長い短いは、決して悲観的になることではなく、必ず今までやってきたことが早かれ遅かれ転職先で必ず役立つ時がやってきます。
重要なのは、仕事との向き合い方。



行き詰まることもあるかもしれません。
しかし、長い目で自身のキャリアを見て下さい。
意外に類稀な皆さんの強みがまだまだ埋れていて発掘されておらず、表面に出て来ていないだけかもしれません。
それが別の土俵で花咲くかも






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太田真美子