こんばんはラブラブ



昨日、後輩がいいお話をFacebookに載せていましたのでご紹介します。
私もいつも生徒さんには
「普段から電車に乗る時も、映画を観る時も、回りを気遣いながら自分だけがそこにいるんじゃないんだと感じてね。」
とレッスンで話しています。
その気遣いをJALの後輩が模範的に実行していました。
サービス業に従事する者として、日常的にどんな態度が望ましいのか、また相手の背景をどこまで察知して想像しているのかを書いていました。
以下、抜粋したものをご覧下さいね。



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今朝、仕事に行く山手線でのこと。
目の前に男の子を抱っこしたママが立った。
「どうぞ!」
と言うと
「次の次の駅で降りますから。」
とそのママは遠慮がちに言った。
いかにも仕事に行く途中のよう。
パンツススーツ着てる。
自宅の近くの保育園には入れなかったのかな?
次の次の駅の保育園じゃ不便だろうな。
朝の満員電車じゃベビーカーも無理だろう。
「私もママだから!どうぞ!」
と言うと、目にいっぱいの涙をためて何度も何度もお辞儀をしてくれた。
新聞読んだり音楽聴いたり爆睡したりは決して悪いとは思わない。
ただ、回りにどんな人がいるのかくらいはちょっとは気にしてもいいだろう。
回りを気にしない、当事者意識がない、問題も問題とは思わない、それが問題だと思う。
サービス業である我々は機内いる時だけ気遣いをすればいいのではないはず。
常日頃からアンテナを立てておく必要があるし、そうでなければ恐らくあの仕事は出来なかろう。


(途中 割愛)


ママさん、私もそうだったけど一生懸命すぎて自分が頑張っていることすら感じもしないだろう。
何事も、自分は関係ないっていう意識が一番問題だと思う。
さて、私は他に何が出来るかな!



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この後輩とは4つ歳が離れていますが、お互い下の名前で呼び合うくらい親しい後輩です。
機内だけ、仕事の時だけ、気遣いしているんじゃないんです。
日常生活の中でも人に対する優しさや心配りはCAとしては必須です。
だから
「普段から気を付けようね。」
とレッスンで言っています。



以前のフライトで行ったテキサスのスタバで号泣している女性がいました。
「どうかしましたか?悲しいことがあったのですか?」
と私もつい話しかけてしまいました。
サービス業に従事しているとついついお節介になります。
「いいのよ、あっち行って頂戴!」
「もう、ほっといてよ!」
と言われればそれまででしたが
「ちょっと聞いてよ!」
と話が始まり軽く1時間はその女性の彼氏が浮気した話を聞かされてしまいました。
CAってある意味お節介なのかもしれませんが、そのお節介に救われる人も実は沢山います。
また、そのお節介がいい仕事につながることもあります。



ANAのCAさんも同じでしょう。
いい意味でのお節介集団なのかもにひひ





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太田真美子