こんにちは


今週土曜日の9日、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われるパネルディスカッションにパネラーとして参加致します。
主旨としては


【留学経験を活かせばグローバル人材になれるか?】


私自身、2回の留学経験をし、日本航空の国際線乗務員として20年間勤務した経験がありますので、これから留学へ行く方や留学から戻って来た方々に対し、留学経験が社会でどのように活かせるかを話して来ます。


会場には、世界を舞台にして仕事をしていきたい学生さんばかりですが、中には外資系CA希望者や日系GS希望者もいらっしゃるようです。


皆さんの中にも、留学経験者は沢山いらっしゃると思います。音譜
その経験をどう自分の中で消化し、社会で実践していけるか?
また、エアライン面接でどうアピール出来るのか?
エアライン面接では、大部分の受験生が留学経験者です。
単に海外文化に触れて来ただけなのか、それとも見知らぬ地でコツコツ努力をして何かを成し遂げたのか?
経験を生かすも殺すも皆さん次第ですビックリマーク


また、留学未経験者は、宗教観の違いや民族間の危うさを社会常識として認識出来ているのか?
ANAやJALに入ると、目の前に直ぐ国際線のステップが見えて来ます。
飛行機には様々なお客様がお乗りになります。
ポークが食せないのは何教徒の方ですか?
ビーフが食せないのは何教徒の方ですか?
ラマダンはどうしてするの?
ユダヤ教の方のナイフ&フォークは何故触ってはいけないの?
日本にいるだけだと、接しない文化ですがグローバル人材になるためには、この辺の知識と理解は頭に入れておかなくてはなりません。


私がフライトしていて一番驚いたのは、100000フィート上空でも
「メッカはどちらの方角か?」
とお客様に尋ねられ、機長に正確な方角を聞いてそのお客様にお伝えすると、そこに居た十数名が一斉にマットを通路に敷いてお祈りを始めました。
高校生の時に上野駅のホームでマットを敷いてお祈りをしていた方は見ましたが、上空でも時間になるとするのか~と、なかなか感慨深かった記憶があります。
私にはない信仰心の奥深さでしたが、彼等にとっては大切な儀式です。
サービス業として、人として尊重しなくてはならないなと感じました。


もし、ご興味ある方はどうぞお越し下さいね




L&Rアカデミー



太田真美子