前回は「中庸」について触れましたが。
中庸というと少し小難しく感じますが、ざっくりと言えばバランスという話で、不足も過剰もダメだよってことでした。
今回は、その続きなのですが
実習中にいい印象を残すために、それをどう活かすかという話です。
これが非常に難しいわけです。
なぜ難しいかというと、、、
バランスは人によって違い
しかも、タイミングによっても違うから
やっかいですねー。。
印象を受ける側がちょうどいいと感じるかどうかが、いい印象につながるということです。
あらゆる物事は捉え方によってまったく違うものになります。
例えば、実習当日の朝一番の挨拶で、あなたが大きな声ではっきりと挨拶した場合。
「はきはきと元気いっぱいで、さわやかな子だな」と感じるか
「朝から大声で暑苦しいやつがきたな」と感じるかは
印象を受ける側の感じ方次第ですよね。
「これが万人に受ける正解だ!」という振る舞いはないわけです。
・世の中のバランスを考える
・あなたの立場としてのバランスを考える
・相手の思っているバランスを考える
この3つがすごく重要です。
酷く大変ですね。
それができれば苦労はないのです。。
なので、私の結論としては。
1.完璧は目指さない!そんなものないから。気にしすぎない。
2.明らかにダメなことはしない
3.よりbetterなことを選択する
(実習中にも改善できることはするという姿勢)
4.相手の反応をよくみる
(大抵は反応が顔や態度にでます。それで判断しましょう)
顔色をうかがうというのは、なんだかマイナスなイメージもあるかもしれませんが、以前のブログでも書きましたが、動物病院は、患者さんの困りごとを解決する施設です。
身内(スタッフ)の空気を読めない人が、患者さんの希望を察することだけは秀でているなんてことがあるのでしょうか?
私はそう思いません。
私が実習生を評価する際にも上記の4つは重要視しています。
実習は、本当に大変です。気合入れていきましょう!
あなたにとってよい一日となりますように。