初めての就活~獣医師・動物看護士編~ -2ページ目

初めての就活~獣医師・動物看護士編~

初めて就職活動をする、獣医さん、動物看護士さんに向けたブログ。
動物病院の内側の話や、実際に就職するまでの流れなど、パラパラと書いていきます。

前回お話させて頂いた通り、実習中の基本的な考え方として

「病院の雰囲気や人間関係を感じながら、いい印象を残す!」

これを目標に実習に向かいます。

 

これから、いろいろな場面での目標達成のヒント(超、個人的な意見)を挙げていこうと思うのですが、その前に、もう一つ共有しておきたいワードがあります。

それは・・・

 

「中庸」

 

ざっくりと言えば、バランスが大切ということ。

”過ぎたるは猶及ばざるが如し”なんて言葉もありますが、

まさしくその通り。

いくつか例を挙げて、少し考えてみましょう。

 

<実習当日の朝>の例

遅刻は完全にアウトですが、、、

丁度よいのは、おそらく指定時間の10分前~1,2分前だと思います。

では、30分前はどうでしょうか?

他のスタッフより先に着いていたらどうでしょう?

おそらく好印象というより、「大丈夫かな?(汗)」という不安の印象が残ると思います。

 

このバランスに関しては、どの場面でも考えなくてはいけません。

1つ1つの行動に関してもそうですし、一連のバランスも大切です。

 

これも例を挙げておきます。

<1つ1つの行動に関しての例>

実習中、掃除を手伝ったりする場面もあると思います。

あ、少し脱線しますが、、

掃除は雑用と思われがちですが、病院のことをよく考えている人間からすると、掃除はものすごく重要な仕事の1つです。(なぜだと思いますか?ちょっと考えてみましょう)

 

その掃除を頼まれたはずなのに、隅にホコリが落ちている。これは残念です。

一方で、すごく丁寧に掃除をしてくれているが、いつまでも終わらない。これも残念な例です。

 

<一連のバランスに関しての例>

病院側からみて、他のスタッフと積極的にコミュニケーションをとって、いろいろと話ができる実習生は、とても好感が持てます。

ですが、おしゃべりに一生懸命で、他の見学が疎かになったり、お願いした雑用が疎かになったらどうでしょうか?

逆も同じです。実習に一生懸命で、診察室に入りよく勉強し、手術もしっかりと見学する実習生は好感が持てます。

ですが、それに一生懸命で、他のスタッフと会話をできていなかったり、お願いした雑用が疎かになったらどうでしょうか?

 

就職活動を目的に実習に来ているあなたは、いろいろなことをバランスよくこなす必要があります。そして、それができるのかどうかが見られているのです。

 

 

さて、「中庸」どうでしょうか?

たぶん、言っていることはよくわかって頂けると思います。

ですが、この中庸、実際に行動にうつすことはすごく難しいのです。。

(僕はいくつか例を挙げていますが、それは本当に中庸なのか、、、)

そこもすごい重要なポイントだと思います。

話が進まなくて残念な思いもありますが、次回もお話させて下さい。

 

あなたにとってよい一日となりますように。