前回お話させて頂いた通り、実習中の基本的な考え方として
「病院の雰囲気や人間関係を感じながら、いい印象を残す!」
これを目標に実習に向かいます。
これから、いろいろな場面での目標達成のヒント(超、個人的な意見)を挙げていこうと思うのですが、その前に、もう一つ共有しておきたいワードがあります。
それは・・・
「中庸」
ざっくりと言えば、バランスが大切ということ。
”過ぎたるは猶及ばざるが如し”なんて言葉もありますが、
まさしくその通り。
いくつか例を挙げて、少し考えてみましょう。
<実習当日の朝>の例
遅刻は完全にアウトですが、、、
丁度よいのは、おそらく指定時間の10分前~1,2分前だと思います。
では、30分前はどうでしょうか?
他のスタッフより先に着いていたらどうでしょう?
おそらく好印象というより、「大丈夫かな?(汗)」という不安の印象が残ると思います。
このバランスに関しては、どの場面でも考えなくてはいけません。
1つ1つの行動に関してもそうですし、一連のバランスも大切です。
これも例を挙げておきます。
<1つ1つの行動に関しての例>
実習中、掃除を手伝ったりする場面もあると思います。
あ、少し脱線しますが、、
掃除は雑用と思われがちですが、病院のことをよく考えている人間からすると、掃除はものすごく重要な仕事の1つです。(なぜだと思いますか?ちょっと考えてみましょう)
その掃除を頼まれたはずなのに、隅にホコリが落ちている。これは残念です。
一方で、すごく丁寧に掃除をしてくれているが、いつまでも終わらない。これも残念な例です。
<一連のバランスに関しての例>
病院側からみて、他のスタッフと積極的にコミュニケーションをとって、いろいろと話ができる実習生は、とても好感が持てます。
ですが、おしゃべりに一生懸命で、他の見学が疎かになったり、お願いした雑用が疎かになったらどうでしょうか?
逆も同じです。実習に一生懸命で、診察室に入りよく勉強し、手術もしっかりと見学する実習生は好感が持てます。
ですが、それに一生懸命で、他のスタッフと会話をできていなかったり、お願いした雑用が疎かになったらどうでしょうか?
就職活動を目的に実習に来ているあなたは、いろいろなことをバランスよくこなす必要があります。そして、それができるのかどうかが見られているのです。
さて、「中庸」どうでしょうか?
たぶん、言っていることはよくわかって頂けると思います。
ですが、この中庸、実際に行動にうつすことはすごく難しいのです。。
(僕はいくつか例を挙げていますが、それは本当に中庸なのか、、、)
そこもすごい重要なポイントだと思います。
話が進まなくて残念な思いもありますが、次回もお話させて下さい。
あなたにとってよい一日となりますように。