今朝、鶴が丘八幡宮に参拝したら、丁度神前結婚式が行われていて、
また七五三で大勢の家族で賑わっていました。
着慣れない晴れ着に身を包み、草履の足下も危なっかしく歩く子供達と、
正装で嬉しそうな笑顔をこぼしながら、その子供達の手を引く若いお父さん、お母さん、
そして、昇殿の前では、白無垢に身を包んだ花嫁と袴姿の花婿を中心に揃った親族、友人達。
どちらも人生の次なる門出に、喜び溢れていました。
どちらかの光景は、ここに来た時に今まで何度も行き会ったけど、
今日たまたま参拝に来た時間帯に、二つの大きな慶び事に出会えてラッキー!
嬉しい事のエネルギー貰えるって、素敵な事だよね。何か良い事ありそう!
昨日、NHK Eテレ「日曜美術館」で 石田徹也の特集を観た。
http://www.tetsuyaishida.jp/
31才、踏切事故で不慮の死を遂げるまでの、200点余りの作品群と、膨大な記録ノート。
観ていると、この現代の社会が直面するさまざまな澱みを余す事なく描き、
あまりにもストレートな表現ゆえ、観ている私としては、きりきり心が痛む。
でもその先には、慈愛と透明な救いを感じる。
聖者のような画家になりたい、と生前語っていたそうだけど、
昨日改めて作品群を観ながら、
ああこの人は意識する事なく現代の「宗教画」を描いていたんだ、と思いました。
勿論私的な意見です。
そして今一度、アートの持つ力について、考えさせられた。
どんなに悲惨な、一見救いのないような表現であろうと、
作者が渾身かけて表現したものは、何かの力をもって
観る人、聴く人に訴えかけてくる。
癒し、という言葉を越えて、もっと根源的なものを。
石田さん、ありがとう。
しっかり生きなきゃ、って、また改めて自分の内側に刻み付ける。

一応絵を描く者として、絵や様々なアート作品を観るのは大好きです。
古今東西含めマイランキングNO1の画家は、
ずっと葛飾北斎で今も不動の地位を占めている。
第2位になると、それこそ50名は軽く越しますが、
最近群を抜いて突出してきたのが、伊藤若冲。
その福島での展覧会を終了間際の一昨日朝一番で観に行った。
8時過ぎに美術館に着いたらすでに長蛇の列でした…。
若冲の作品群はどれも、その卓越した変幻自在の技法と、
恐るべき観察眼の素晴らしい結晶として、力強い生命に満ちていました。
動物や植物、時に空想のものも交えて、生命の本質に迫ろうとする気迫。
多くは以前も観た作品群だけど、今回は観ていて何故か涙が出てきた。
その気迫に押されたのだと思う。
晩年期、彼は住んでいた京都で大火に遭い、身一つで焼けだされたという。
会場の最後の部屋には、その後85才で描かれた小さな水墨画が飾られている。
眼光鋭く前を見据えて、今にも飛びだそうと身構える一羽の鷹。
自らの心情を託したのだろうか、全てを失っても、尚も高みを目指そうとする姿。
天我にあと10年の月日を呉れたら、其の時は真正の画工になるものを!と
90で亡くなる間際に、病床から文句垂れた北斎といい、
(それまでの自分の描いた作品は語るに足らないとも言ったそうです)
江戸のアーティスト天才爺達は元気です。
北斎と若冲、共に貪欲にありとあらゆる技法を学び吸収し、
それを己の表現に昇華し続けた。
うん、そうだな。何と言っても、観ているとパワー貰える!