息子が自分のバイクオイル交換した時に私の工具箱のタップにあった逆タップをみて何の時に使うか聞かれたので解説
通常ボルトが折れたら下記の手順で対応します。I、準備
ドリルで下穴をあける訳ですが、ネジが残っている場合はドリル刃が当てられるかを確認します。折れて斜めになってしまっている場合は表面を平らにする必要があります。
2、ドリルで下穴をあける
表面が平らになったら出来るだけ正確にネジの中心に穴をあけていきます。細いドリルから穴あけを始めた方が中心からズレにくく、正確な位置で穴あけできます。穴あけ中はコマメに潤滑剤を塗布してドリル刃が熱でダメにならないようにします。
3、徐々に太いドリルに換えていく
ネジのサイズによって下穴サイズが決まっています。必要とするネジのサイズを確認して、下穴サイズの穴にしましょう。
4、タップでネジ山を切る
下穴をあけたらタップで正確にネジ山を切り出していきます。タップを選ぶときはネジの太さだけでなくネジ山のピッチも確認しましょう。
で?めんどくさい場合は折れたボルトを平らにしてドリル小さな順番である程度に穴が空いたら画像の逆タップをぶち込んで逆のの字方向に回すと逆タップが食い込んで折れたボルトが回りでてくるすぐれ物のツールです。でも!それでも回らない場合は基本通りにこっこっと下穴を大きくして古いボルトを粉砕するしかないかな?他にバーナーで炙るとか大きなボルトを溶接するなどの方法も有りますが今回は割愛します。