「羊が1匹、羊が2匹……」と数えると早く眠れるというのは本当か。
広島国際大学の田中秀樹教授(精神生理学)らが大学生を使って実験したところ、腹式呼吸のほうが効果的という結果が出た。
29日に横浜市で開かれる日本睡眠学会で発表する。
田中教授らは、眠くない状態の大学生14人を昼間に眠らせる実験を行った。
それぞれの学生について、羊を数えることと、鼻から吸った空気を口から吐く腹式呼吸の2通りで実験した。
その結果、まどろんだ際に出る脳波が表れるまでの平均時間は、羊を数えたときは14分4秒。
それに対し、腹式呼吸は9分32秒と短かった。
実験を行った20分の間に3分以上継続する眠りまで至ったのは、羊を数えた場合の5人に対して腹式呼吸は9人と約2倍だった。
田中教授は、英語なら、「シープ(羊)」という発音を繰り返せば自然に腹式呼吸になることもあるが、日本語の「ひつじ」だとそうはならないと指摘する。
「日本人には単調な雨音やせせらぎ、電車に揺られる音を聞く方が効果的ではないか」と話している。
こちらは自然音を使って副交感神経を働かせてリラクゼーションを促すということですね。
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