胃がんから転移した肉眼では見えない小さながんを、蛍光物質で光らせて腹腔鏡で早期に見つけることに成功したと大阪府立成人病センターが9日、発表した。
消化器外科の岸健太郎副部長らは、健康食品に使われるアミノ酸「アミノレブリン酸」に着目。
人体に投与すると、正常細胞ではすぐ代謝されるが、がん細胞では別の物質に変化したまま4時間程度とどまり、特殊な光を当てると赤く見える性質がある。
先端に小型カメラを付けた管を体内に入れる内視鏡検査で進行胃がんの患者20人を調べると、肉眼で「転移あり」と診断されたのは6人だったが、内視鏡から光を照射して観察すると、さらに3人で発見された。
石川治病院長は
「小さな転移をより早く発見でき効果的に抗がん剤治療ができるため、多くの患者を救えるかもしれない。他のがんにも使える可能性がある」としている。
同センターによると、進行した胃がんでは、切除しても再発することが多く、術後5年間の生存率は約30%と低い。
再発原因の6割以上が腹膜への転移とされるが、転移した病巣は非常に小さく、手術時に肉眼で見つけるのは難しかった。
がん細胞が胃壁の外まで広がり腹膜に転移すると、手術をしても再発することが多く、腹水や水腎症の原因にもなる。
肉眼では、転移したがん細胞の塊が2~3ミリ以上になるまで見つけられない。
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