ただ今、武田泰淳全集を読みあさっているんですが・・・・妻百合子が富士日記に書かれている場面を、夫泰淳の眼で書かれている部分って、結構あるんですよね。それに妻百合子との回想録的なものも結構あって。
そのうち、リストアップしますので、お楽しみに。
 
ネットで落札しました。「海 武田泰淳追悼特集」(昭和51年12月)
イメージ 1
富士日記もこの号から連載しはじめます(昭和51年の部分です)。
いろいろな方が泰淳の追悼文を書いていて、その一部は泰淳全集にも掲載されているんですが、この雑誌の中に武田山荘の写真があるんですよね。(誰かがこのことについて書いてあったので、ネットで検索したら、簡単に入手できちゃいました。・・・今も1冊ヤフオクに出ていますね。)
紙質が悪いので鮮明な写真ではないのですが・・・アップしちゃいます。
 
「家の前の道路から下がって来て、回り込むようにして家の中に入ります。」って、確か村松友視が書いていた。
 
山荘から前の道路にあがるところですね。
イメージ 2
 
山荘の勝手口でしょうか。左側に道路から下がってくる木の階段が見えます。右側にはデッキが。この写真は西側からおそらく撮影しています。
イメージ 3
 「・・・陽射しが勿体ないといって勝手口に椅子を持ち出し、陽が沈むまで主人はじいっと陽を浴びている。・・・」(「富士日記(S44.3.24)」)
 
食堂の風景です。
イメージ 5
 
 
敷地のどこかだと思うのですが、わかりません。
イメージ 4
 
 
この頃は、木々も高くないのでかなり陽が入り込んでいますね。
今は、うっそうとしていますよ。