「富士日記」昭和40年7月29日に
「・・・大和の警察射殺犯人が車を奪って逃走、東京の渋谷の銃砲店に逃げ込み、店にいた人を盾にして警官と撃ち合いの最中で、見物人が4人負傷し、山の手線がとまっている、・・・・・」
とありますが・・・・・この事件
「少年ライフル魔事件」と呼ばれているもので、石原慎太郎は小説化しています。「嫌悪の狙撃者」
たった一人で警官隊580人と市街戦
神奈川県高座郡で東京都世田谷区の無職(18)が警官を射殺。奪ったピストルでもう1人の警官に重傷を負わせてから、車を何台もハイジャックして、帰宅客で混雑する渋谷駅前の銃砲店で店員を人質に130発を乱射し夕方逮捕。山手線もストップ。15人が重軽傷。2審で無期から自ら望んだ死刑となり、昭和44年最高裁で確定。
警視庁はパトカーや白バイ198台、ヘリコプター2機、防弾チョッキの機動隊員など700人を動員した緊急配備をしき、神奈川県警もパトカー225台、警官2200人を動員、大捜査線が張られたがすべて後手に回った。
警察は、パトカー50台、装甲車10数台、機動隊員など580人で包囲し、また数千人のやじうまが取り囲んでいた。
警官5人が2ヶ月などの重傷を負い、また、やじうまの男性(21)が2ヶ月、報道関係の男性(37)が1ヶ月の重傷を負うなど、合計15人が撃たれて重軽傷を負っている。山手線も運行中止となった。
神奈川県高座郡で東京都世田谷区の無職(18)が警官を射殺。奪ったピストルでもう1人の警官に重傷を負わせてから、車を何台もハイジャックして、帰宅客で混雑する渋谷駅前の銃砲店で店員を人質に130発を乱射し夕方逮捕。山手線もストップ。15人が重軽傷。2審で無期から自ら望んだ死刑となり、昭和44年最高裁で確定。
警視庁はパトカーや白バイ198台、ヘリコプター2機、防弾チョッキの機動隊員など700人を動員した緊急配備をしき、神奈川県警もパトカー225台、警官2200人を動員、大捜査線が張られたがすべて後手に回った。
警察は、パトカー50台、装甲車10数台、機動隊員など580人で包囲し、また数千人のやじうまが取り囲んでいた。
警官5人が2ヶ月などの重傷を負い、また、やじうまの男性(21)が2ヶ月、報道関係の男性(37)が1ヶ月の重傷を負うなど、合計15人が撃たれて重軽傷を負っている。山手線も運行中止となった。

左の白いシャツの少年が犯人
YouTube・・・2本立てで
もうひとつ日記には少年事件のことが書かれていました。
昭和44年4月8日「テレビのニュースで。連続射殺魔少年の下宿を調べるとメモが出てきた。それは金銭に対する異常な執着を示していた、といってテレビは騒いでいる。・・・・・」
この事件・・・・昭和43年10月から11月にかけて、東京・京都・函館・名古屋で起きた拳銃による連続射殺事件「永山則夫連続射殺事件」です。
