周囲の人間に助けてもらう方法 | 行動心理学者Dr.k-1の部屋

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行動心理学を長年研究して得た知識やテクニックを公開します。また、それらを日々の日常生活にどうやって活かせばいいのか、どうすれば成果が上がるのかまでお伝えします。営業や普段のビジネスから普段の日常会話の中で使えるように教えますので、ぜひご活用ください。

周囲の人間に助けてもらう方法



「集合的無知」に対して周囲の人間に
助けてもらう方法があります。
それは集合的無知の状況から、一人を指名して助けを求めることです。






恐ろしい集合的無知の集団から、一人を選んで
「助けて!」と叫べばいいのです。


人は皆、自分に責任があると知って、
危機的状況にあれば必ず行動します。


簡単にいうと、自分以外の誰かが助けるだろうと
周囲の人は考えてしまうので、
「黒のスーツに青いネクタイの男性」など具体的に
助けを求める人を決めて、助けてもらえばいいのです。



駅で血を流した彼女が助けてもらえなかったのは、
そこにいた全員が「自分に責任がない」と思っていて、
誰か助けるだろうと認識していたからです。
こんな風に限定して頼めば、今まで無関心を装っていた集合的無知の状況から、
一人だけが彼女を助ける仕事を行なってくれるようになるのです。



読んでくださっているあなたも怪我をした経験はありますよね?
これからもいつ怪我をするのか自分ではわかりません。
そんな時に備えて周囲の人間に助けを求める方法
マスターしておいてください。


人間は一時的に不安や混乱する状況になると、
心理学的に判断力が低下してしまうものなのです。

こういうことを知っておくと、いざという時に
役に立ちますb