■LP(ランディングページ)内において、商品やサービスの価格をどこに明記すべきか?

大きく分けて2箇所考えられます。

1.ファーストビューで見える位置

2.商品・サービスの紹介が一通り終わったページの最後

最近見かけるランディングページでは前者の方が多い。特に大手企業のLPではファーストビューで価格を明記しているのをよく見かけます。

後者の場合は、情報商材を販売するページでよく見かけます。


■では、ユーザーの視点から立つとどちらが良いだろうか?

私だったら前者の方が安心します。価格が明記されていないと、文字を読むのを途中で止めてカーソルを一気に下にスクロールしてしまうこともあるからです。ただし、これは個人差があるので一概には言えませんが・・・。

ただ、LPではユーザーに疑問を持たせてはならないので、その点を考慮するとファーストビューで価格を明記しておくと親切ですね。


■ファーストビューで価格を明記するデメリット

「ページを離脱する可能性が高くなる。

これは、あらかじめ予算が決まっている場合に多く発生します。1万円までの商品やサービスを探しているのに、39,800円と明記されていれば、ページの内容を読まずに離脱するかもしれないからです。つまり、直帰率が高まります。

しかしこれが、ページの最後に価格が明記されていた場合、もしかしたら商品やサービスの良さを知って、予算がオーバーしても購入してくれるかもしれません。


■ファーストビューで価格を明記するメリット

「ユーザーにとって親切である」

「価格の近くに買い物ボタンを設置することで、キャッチコピーだけで購入をさせることが可能になる。ユーザビリティも良くなる。」


このようにメリットとデメリットを理解した上で、価格の明記をどこにするかを決めると良いでしょう。または、ABテストを実施するという方法も有効です。