内なる声を知ってビジネスに活かす
ビジネスにおいて突き抜けた結果を出したい時、何か必要なものがあるとすれば何でしょうか?
顧客目線の上に立つ事は大前提として必要です。
顧客目線を踏まえて世に出しているけれども、
もう一つどうしても突き抜けたものが生まれない。
根底にあるあなたの本当に提供したいものは何か?
それをもう一度取り直してみることが必要です。
よく巷で言われている
「好きを仕事に」と言うことを言っているわけではありません。
ビジネスにおいてヒットするものは10のうち1つあれば良いと言われます。
1つの成功にたどり着くまでの9つのテストマーケティングでの失敗を乗り越えるあなたの情熱となり得るからです。
認知症の母への恩返しとして
世界で初めて認知症の治療薬を開発した薬学博士
同志社大学生命医科学部客員教授
杉本八郎さん
杉本さんはいくつもの研究が成果を出せず担当する部門の研究中止が相次いで、事業の「撃墜王」と揶揄されていました。
アニメーターと言うと非常に給料が安く過酷な世界ですが、チャレンジ苦しみのなく楽しみと感じられる分野を見つけ
高卒後2年で無職、から史上最年少でアニメ総作画監督に矢野茜さん
親友の病死を心のバネとして
おびただしい数のテストを繰り返した
米国立衛生研究所を経てマラリアのワクチンのベンチャー企業を立ち上げた
赤畑渉さん
いずれも、世に認められるものを出すまでの失敗を乗り越える作業をしてきた人ばかりです。
世間に受け入れられるもの
実際に役に立つもの
それらを形にするまでの失敗を乗り越える原動力を持っていました。
何かを突き抜けるためのもの。
あなたの心の声は伝わります。
あなたの心の声はあなたを突き動かします。
そして、本当のあなたの心の声は多くの人のためになり、多くの人の支援を得られる何かではないでしょうか?
企業経営者のためのAIビジネス心理学(その1 )
AI時代に顧客心理を理解して、
最初の経費で
最大の売り上げを実現し
利益率をアップし生き残る必要が生じてきています。
今日はその参考になればと思います。
「唯識学」と言う言葉をご存知でしょうか?
AIの研究者が人間の心を研究しています。
そして注目すべきは、古くから存在する「唯識学」と言う人の心を扱った学問を、なんと最先端のAIの学者たちがこぞって研究し始めています。
ゲームクリエイターたちが、ゲームのキャラクターに感情を持たせるために、「唯識学」を研究し始めています。
私たちの意識は、
以下の5つの心と唯識学ではとらえるのですが、
⑴視覚、⑵嗅覚、⑶聴覚、⑷味覚、⑸身体感覚
を通して経験したことが
意識に統合されて
最終的には阿頼耶識と言ういわばボックスのような入れ物にエネルギーとなって蓄積され、
阿頼耶識が私たちの奥深くの本当の心であると説明しています。
(どことなくで神経言語プログラミングNLPでも言われていること、イメージが似ていると思われた方があるかもしれません。)
つまり、この阿頼耶識は
それぞれの⑴から⑸経験と
⑹心で思ったと言う「行為」の経験が
無限に蓄えられている心と言っても良いでしょう。
そしてその心によって、外の世界を私たちは見ています。
双子として生まれても、全く同じ経験をすると言う事はあり得ません。
70億人の人がいれば
70億通の阿頼耶識があるわけです。
つまり、同じ空間にいても、異なる心の窓から外を見ているわけですから、全く同じに見えている人は1人もいません。
なので、私たち一人一人は、誰にも理解してもらえない心を持っており、誰にも言えない孤独な世界に実は生きているのです。
昔、ある新興宗教の団体で、集団自殺が発生したことが報道されていました。
なぜ、それほど多くの信者たちが命を投げ出したのか?
それは教祖は自分たちのことを
「理解してくれていたから」今日そのいのままにともに命を断った
と信者が言い残していたそうです。
つまり、人間はそれぞれ、
自覚しているか否かにかかわらず、
心の奥底ではとてつもなくここ孤独であり、「自分が理解されたと感ずる」ことがあれば、
極端な話、命を投げ出してしまうと言うことです。
ビジネスと言えば、お客様はあなたにお金を喜んで投げ出すことが可能となると言うことを意味しています。
なので、顧客理解がどれほど大事かと言うことです。
顧客の心をこちらに向ける人は共感が大事、ラポールの形成には共感が大事とも言われますが、これはお客様の心の経験と、
商品やサービスの提供者が、できるだけ近い心の経験をすると言うことになります。
究極の顧客理解が
中小企業経営者の提供する商品やサービスを、劇的に売り上げアップさせることが可能となります。
逆に
中小企業の経営者側の思考を
顧客にたどらせることによって
経営者側の思考にお客様に立っていただくことも可能となります。
細かい方法は別の機会にお話をしたいと思いますが、
これを実践することにより、
当初予想していた金額以上のお金をお客様からいただいた経験が何度もあります。
具体的な方法は、別の機会に譲ります。