こんにちは。
きじねこです。
ご訪問ありがとうございます。
10月5日の朝、猫のモズクじいさん(13才と5か月)が虹の橋を渡りました。
腎不全でした。
二週間前まではとても元気だったのに…
最近痩せてきたのでは?と心配して病院で診てもらったら、末期の腎臓病になっていました。
状態がかなり悪化しており、更にシニア猫で弱っているので、例え透析をしてもこの夜を超えられない可能性が高いということでした。
すぐに気づいてあげられなかった事がとても悔しいです…
最初の頃は食欲もあったようなので、駄目もとでも(それでも少しの延命にしかならないらしい)お薬とご飯を処方していただいていましたが、いよいよ食役もなくなり歩けなくなり…
本当にあっという間でした。
せめて静かに休ませてあげたかったので家に連れ帰り、皆のいる寝室に猫ベットを置いて寝かせました。
最後の夜は尿毒症でもうほぼ意識はなく、瞬きもせずひたすら呼吸をしているだけでした。
辛そうなのに何もできない自分が悔しくてしかたありませんでした。
彼の頭を撫でながら、そういえば約14年前に出会った時もこうだったな、と思いました。
モズクは本当に不思議な巡り合わせで出会った子でした。
出会った時の小さなモズクも怪我で意識はなく、かろうじて息をしているだけでした。
「モズやん、これじゃあ、あの時と同じじゃないか…出会った時と別れの時が同じ光景だなんて、変な話しだよ…」
と撫でながら思わず呟いていました。
一時間置きにハッと目覚めては呼吸をしているのを確認してホッとする、の繰り返しでした。
私はどうしても、モズやんが亡くなるなんて考えたくなくて
『まだ早いよ。』
『まだ母ちゃんのそばにいてくれよ。』
『まだ行かないで。もうちょっと頑張ってくれ…』
等ととても残酷なことを考えていました。
もう既にかなり頑張っているのに、
これ以上頑張れないくらい頑張っているのに。
何をどう頑張れって言うんだろう。
しかし、明け方近くにはなんとか受け入れなくてはならない事を悟って
『モズやん、母ちゃんは大丈夫だよ。安心していいよ。』
『母ちゃんのことが心配で頑張ってくれてたんだよね…ごめんね。もう大丈夫だからね。』
とモズやんの身体を撫でながら伝えました。
それから少しして…
意識がない筈のモズクがいきなり声をあげて鳴いたのです。
何かを呼んでいるような、
私達に何かを伝えるかのような、
身体から絞り出すような声でした。
私は少しうとうとしていたのですが、驚いてモズやんを確認しました。
3回ほど鳴いた後、落ち着いたのか瞬きもせずにまた呼吸を始めました。
それから数時間後、眠ってしまった私は旦那に起こされました。
『モズやんが亡くなっている。呼吸をしてない。』
私は飛び起きてモズやんの身体を確認しました。
『いや、まだ生きてるよ。だってまだ暖かいし、まだ息してるよ』
と、認めたくない私はそう言いつつも、よく見るとさっきまで小刻みに動いていたお腹が動いていない。
あれ?呼吸が弱くなったのかな?
確認すればするほど違和感がありました。
首のあたりの脈を触ってみても鼓動は感じられません。
そういえば手足が冷たくて固くなって来ている…
~死後硬直~
『さっきモズやん、鳴いてたろ?多分あれが最後のお別れだったんだよ。あの後しばらくして亡くなったんだよ。』
あれは、お別れの合図だったんだね…
モズやん
ありがとうね。
君はどうしようもない人間だった私を正しい方に導いてくれた猫でした。
実はモズクに出逢う前の私は、くだらない事にのぼせ上がっていた時で、そのせいで先代猫のワカメにも寂しい思いをさせてしまっていたのです。
恥ずかしい話ですが、泥沼に填まってフラフラしていたんです。
そんな時にモズクに出逢って私とワカメを救いだしてくれたのです。
私を人間らしくしてくれました。
何が大事かってことをいつも教えてくれました。
いつもいつも側にいてくれました。
身体が不自由なのにそのつたない足取りでいつも私の横にちょこんと来てくれました。
本当に優しい猫でした。
どれだけいつも心が救われていたんだろう?
感謝してもしきれない。
きっと今は身体が楽になって部屋中で飛び回ってるよね。
生まれ変わったら、今度は元気な身体で目一杯遊ぶんだよ。
そんで母ちゃんのところに来たくなったらいつでもおいでね。
また会おうね。
