シルクフラワーで作ったリースです。こんな春らしいアレンジを自分用にも作りたいのですが、なかなか自分用って作らないんですよね・・・(^^;)
今年の5月で、私のLCHP(ローカーボ ハイプロテイン)生活も二年目を迎えます。
この食生活をはじめたきっかけについて、あまり多くを語ったことがありませんが、今回少し書いてみたいと思います。
息子が2歳を過ぎた頃、二人目の子供が欲しいと考えるようになりました。これは私と夫二人の共通の願いです。
今4歳になる息子は3年半ほどの不妊治療の末授かりました。
よって、二人目の妊娠を望むということは、不妊治療を再開すると言うことになります。
そんな中、不妊治療のお友達から「食事療法とサプリメントで妊娠率が上がるみたい。しかも、妊娠中も悪阻もく体重増加もなく、出産もすごく楽になるらしいよ。」という話を聞きました。
不妊のお友達とは、こういったあらゆる情報をいつも交換しているのですが、この時直感で「私もやる。そこの病院に行く。サプリメントも食事療法もやる!」と決めたのです。
病院に行き、採血をし自分に足りない栄養素を細かく分析してもらい、それを補充する形でサプリメントを処方してもらいました。
と同時に、食事についても指導を受けました。
それが、糖質制限だったのです。
「とーしつせいげん?」
カロリー制限なら知っているけど、糖質を制限ってなんじゃ?お恥ずかしいですが医療者の端くれにいた身にもかかわらず、当初全く理解できていませんでした。
先生からは「ひろせさんの その腕のシミね、、、、これはね、完全にタンパク質が足りていない状態だよ。だからなかなか傷の跡が治らないの。しっかりタンパク質を摂るようになれば、これもキレイになるはずだよ。」「とにかく肉を食べなさい。朝から肉だよ!」
先生から語られる言葉は、今まで指導されたことも無いような内容で、半信半疑で戸惑うことばかりでした。
その当時、私は葉野菜と果物で作るジュースに傾倒していて、朝食にしていたので、いきなり朝から肉を食べるという真逆とも言える食事法を受け入れる事は、とてもハードルが高いことでした。
でも藁にもすがる思いで、先生の言葉を信じ、そして不妊治療をしている友達、その友達が不妊から妊娠への扉を開くきっかけになったという体験談を聞くこで、えいっっと新境地に飛び込みました。
この治療は、不妊治療再開という長く先の見えないトンネルに挑もうとしている私にとっては一筋の光でもありました。
と同時に、糖質制限については「やる」か「やらないか」という選択肢は無く、やるっきゃないという崖っぷちの状態でもありました。
不妊治療は精神的な負担もあるけれど、治療費だってかかるもの。糖質制限が妊娠への突破口になり得るのなら、きっちりとやって早く妊娠したい、というのが正直な気持ちでした。
あれから1年半。時が経つのは早いものです。
治療のことに関しては、このブログで一度も触れたことは無いし、あまりここで詳細を書くつもりはありません。
色々な事情もあり、なかなか真っ直ぐには進まないのですが、現在も不妊治療は続けています。
昨年のクリスマス頃には、妊娠のプラス判定をいただき、家族三人で喜びの祝杯をあげたのですが、その後残念な結果となり、沈んだ気持ちで新年を迎えることとなりました。息子も赤ちゃんが来てくれる事を、心から楽しみにしています。
期待と不安。
不妊治療はこの二つの感情が大きく振り切れて精神的•肉体的に消耗します。
そして治療を続けていくことに迷うこともあります。続けよう頑張ろうというポジティブな自分と、もういいんじゃない?今の生活で幸せなんじゃない?という、もう一人の自分の間で心が揺れます。
やめることはいつでも出来るけれど、やるからには、万全の体制で挑みたい。身体作りをしていきたい、
そんな想いで、日々の食事についてあれこれと考えながら、でも、楽しみながら料理も作っています♪
栄養療法をしているドクターから「妊娠には鉄でしょ!不妊の原因の多くは鉄不足でしょ!」とアドバイスをいただき、改めて、そうだそうだ、、、と鉄分摂取を心がけるようにしたり。
ソチオリンピックを観戦しながら、日本人選手の過去の無念の結果からの逆転リベンジを目の当たりにして
私も諦めたくない・・・・・という気持ちがムクムクと湧いてきました。
無謀な挑戦なのはわかっているのですが、もう少し先に進んでみます。
不妊治療をしながら、妊娠しやすい身体作りの一環として糖質制限を実践されている方は最近では増えてきていると聞きます。
私自身が結果を出したわけでは無いので、大きな声では言えませんが、以前「不妊と糖質」→★
という記事にも書きましたが、糖質制限が妊娠率を上げることは学会でも発表されています。
私も、なかなか妊娠には至らないのですが、、、年齢の割には卵子の質は良いようです^^
これは糖質制限(LCHP)をしているおかげなのかな?なんて密かに思っています。
今回、この記事を読まれて「そうか、、、だから ひろせは、アホみたいにローカーボ ローカーボ言ってるんだな」と腑に落ちた方も多いかも知れません。
そうなんですよ、、、目的があってこそなんです。もちろん、この食事をすることで色々な身体の不調が改善したので、もう糖質万歳の生活に戻るつもりは全く無いのですが。
いつか、ここで「妊娠しました」という報告が出来ますように。(うーーーーん、できるかなぁ・・・。)
ローカーボ(アラフォー)妊婦を目指します!!!!
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