こんにちは。
医師の西脇俊二です。
７月からフジテレビ系列で
放送中のドラマ「グッド・ドクター」に
実は医療監修として参加しています。
山﨑賢人さん演じる主人公の
新堂湊先生は自閉症ながら
一人前の小児外科医を目指して
奮闘していくというストーリーです。
このドラマの中で
湊先生が発した【ある一言】が
多くの人の心を打ったと言います。
湊先生が患者の方から
発達障害を理由に治療を拒否された時
湊先生はこう言いました。
『大丈夫です。
ぼくは人と違います。慣れています』
自閉症によって周りから
差別に近い扱いを受けてきた人が
言い放つこの一言はとても重い。
ただ、これは多くの人の心を
救ってくれるかもしれない考え方でもあります。
多くの人と人間関係を築く中で
他人との違いはどうしても気になります。
「自分がおかしいのかな？」
「変なことを言わないようにしよう…」
「同僚や上司の意思をうまく汲み取れない…」
こうしたことに悩んでいる人も
多いのではないでしょうか？
退職や転職の理由の９割が
＜人間関係＞とも言われるほどに
実は根深い問題なのです。
日本人は真面目なせいか
こういうケースに陥ってしまうと
自分の性格などに原因を求めてしまいます。
しかし、そうした考え方は
自分を追い込むことになります。
性格はそう簡単に変わりません。
でも、実は上に書いたような
人間関係などの問題には【解決方法】があります！！
そうした人間関係の問題の
解決のヒントを１冊にまとめたのが
『自分の「人間関係がうまくいかない」
を治した精神科医の方法』
です。
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「自分は周りと違う…」と思い、
生きづらさを感じている人は
ぜひ本書を読んでみてください。
実は、これらの問題の多くは
医学的な「原因」と「解決法」があります
こうした漠然とした悩みや不安は
原因がはっきりしないと増大します。
しかし、原因がはっきりすると
その解決方法も見えてきます。
そうすると不安は小さくなります。
極端にいえば、
「これが原因だったんだ!!」という
思い込みでも構いません。
今回の書籍では、私自身の経験や
これまで診てきた体験をベースに
人間関係の問題のいろいろなケースと
その解決方法を解説しています。
本書が皆さんの心の中にある
「はっきりとしない不安」を
晴らすお役に立てば幸いです。
西脇 俊二
