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昨日のフェイスブックにも書きましたが、
残しておきたいので、こちらにも同じものを掲載します。
東日本大震災から4年が経過しました。
ラボアでは毎朝、朝礼で職場の教養という冊子を読んでいるのですが、
本日の朝礼のテーマで“震災の記憶を未来に語り継ぎましょう”とありました。
また、これから、いつどこで起こるかわからない震災と向き合うためにも「風化」させてはならないでしょう。
と書いてありました。
毎年、この日になると何かを伝えたいけど、考えすぎて複雑な気持ちになって何も伝えられませんでした。
経験したことはひとりひとりそれぞれ違うので、いろんな気持ちがあると思ったからです。
私の場合ですが、
経験から思うことは、本当に必要なものはそんなに多くなかったということです。
...すっぴんで毛布を巻いて道路を歩くのも何とも思いませんでしたし、恰好はなんでもよかったんです。
周りに気にする人もいませんでした。
寒かったので、本当に毛布があってよかった。
家の近所の焼き鳥屋の人が炊き出しをしていて、通りがかりに
『こんな時は何でもいいから口につめて行って!』と言ってくれて、餃子と焼き鳥を口につめてくれました。
この時、やっぱり人との繋がりって大切だと思いました。
スーパーに2時間も3時間も並んで、制限時間10分で一人何点限定で食料を買うことも、何日か続きました。
ひとりでいるよりも、誰も知っているひとのいない避難場所の幼稚園で大勢のだれかといることで安心感がありました。
いろいろ思い出しますが、なにより命があってよかったです。
職場の教養より
“震災の経験や記憶を過去のものとせず、どう受け止め、どのように将来に語り繋いでいくか、職場や家庭で考える機会を持ち続けましょう。”
長くなりましたが、私が素直に思ったことを書いてみました。