高齢な母は、私が
再婚そして看護生活を決めたこと
嬉しく思ってくれてるかもしれないのですが
旦那さんから
「帰ってきてくれてありがとう」って
言ってもらったでしょうと何度も尋ねてきます
当時別れを決めた原因についての認識はお互いはっきりさせてないので
(だからもめなかったともいえる)
悪かったとか謝罪とかそういう気持ちは
なかったと思います、お互い。
それを望んでなかった!
謝られてしまったら
謝らないといけなかったから
そして、私たちの決断が間違いだったことにしたくなかった。
なので母が
娘が夫からかけてもらいたいという言葉はなかったと否定しないといけない
でも
それよりもこの1年半で
旦那さんから温かい言葉をたくさんたくさん言ってもらった
特に抗がん剤治療のあとは薬の
副作用かと思いますがハイになるみたいで
そのタイミングが多かったです
「世の中には5%の人が本物の善人で5%の人が本物の悪人なんだって。〈widow san〉ちゃんは善人の5%の人だ」
って。一回めのFOLFIRINOX後
それが最初でした
化学治療室にいた4時間あまりの間考えてたのかとありがたく思いました。
この抗がん剤は病院の化学治療室で
いろいろな点滴したあと最後の薬剤を46時間かけて点滴するので
薬剤入りボトルをぶら下げて帰宅します。
2日後に薬を体内に点滴してる針を
抜かないといけなくて
なんちゃって看護師に一瞬変身して
私が抜いてたわけですが
それが大きな感謝の気持ちを生んでたと思います
「これは一人じゃ絶対できないなー
ありがとう」
って毎回言ってくれました。
そのほかたくさん思い浮かんできて
母の前で
「そーは言ってもらってない」
と涙が出てしまった
勘違いさせてしまったかも。。。