ふわふわ言語習得日記

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大家好!

 

「簡体字と繁体字の違い」の記事を色々見てみると、利益を取ろうとしている翻訳会社がわかりにくい記述をしていることが多いです…。

 

ちょっと悲しくなったので、超簡単にその違いについて説明しますねえーん

 

「簡体字」と「繁体字」は文字の違い!以上!

この二つの違いは、単に「文字の違い」なんです。

 

これを読んでいる皆さまも、

「簡体字」と「繁体字」は別の言語!、と思われているかもしれません。

 

それ、大きな間違い です!

 

じゃあ、それぞれどのような文字を示しているのか見てみましょう。

さて、それぞれどのような文字なのか

「簡体字」 ⇒簡単に書かれた漢字で、主に中国大陸全域で使われる。

「繁体字」 ⇒複雑に書かれた漢字で、主に香港や台湾で使われる。

 

中華人民共和国は1950年代に「国内の識字率を向上させるため」に、繁体字⇒簡体字という調整を行いました。そのため、中国大陸であっても年齢の高い人は繁体字を読み書きします。

 

簡体字とは

例えば、以下のようなものが簡体字です。

 

「学校」 ・・・ 学校

「语言」 ・・・ 言語

「中国」 ・・・ 中国

 

「語」については、ゴンベンが省略されているのが確認できますね!

繁体字とは

例えば、以下のようなものが繁体字です。

 

「學校」 ・・・ 学校

「語言」 ・・・ 言語

「中國」 ・・・ 中国

 

「語」のゴンベンは省略されず、「学」「国」が複雑になっていることが確認できますね!

 

「簡体字」と「繁体字」の違いは、これだけなんです。

翻訳会社の手口

翻訳会社はというと、この違いをわかっていない人に向けて、
 
「簡体字」や「繁体字」はそれぞれ使用地域が違いますから、それぞれのプロに頼む必要があります。
 
なんてことを言います。
 
たしかに、台湾の共通語(台湾華語)と中国大陸の共通語(普通話)は表現方法や語彙にやや違いがあります。しかしながら、原則としては文法も発音もともに同じです。

結局、「簡体字」か「繁体字」の中国語翻訳があれば問題ない

つまり、
「親密性ではなく内容を重視する際、(特にニュースなどのリアルタイムが重視される場合)、どちらかの文字で翻訳されていれば問題ない」
ということです。
 
例) 「こちらは私の学校です。」
簡体字:「这是我的学校。」
繁体字:「這是我的學校。」
※どちらも同じ普通話で、表記法が違うだけ。
 
「簡体字」に翻訳されていれば、台湾人向けに「繁体字」にすればよいし、台湾人向けに「繁体字」に翻訳されていれば、「簡体字」にすればよいのです。
 
簡体字や繁体字に変換する際はこのサイトがおすすめです。
 
みなさんは「簡体字」と「繁体字」は文字の違いで、言語の違いを表すものではない!という正しい知識を皆様にお伝えいただけると嬉しいです…。
 
それでは、再见!(これは簡体字)
 
※補足
普通話と台湾華語の語彙の違い例:

 

意味 普通話(繁体字) 台湾華語(常に繁体字)
文法 语法(語法) 文法
子音 辅音(輔音) 子音
動画 视频(視頻) 影片
インスタントラーメン   方便面(方便麵)     泡麵

 

(台湾華語はなんだか日本人の感覚に近い!)
 
普通話と台湾華語の文法の違い例:
 
日本語:彼が来るのが見えた。
普通話:「我看见他来」(繁体字なら「我看見他來」)
台湾華語:「我有看到他來了」or「我看到他來了」
※台湾華語では、看见は書面語に用いられる、台湾語の影響で確認の語気を表す「有」が出現することがある