夜が明ける 少し前に 


旅立ってしまった お前



生きようとして 渾身の力で 


頑張っていたのを 俺は知っているよ



まだ 立てもしないくせに 


誰かに 気がついて欲しくて 


懸命に這う姿に 心から感動したんだよ



そんな お前の頑張りに 応えられなくて 


本当にごめんな



あの時


もう 助からないと解かった時 


せめて 少しでも安らかに 


逝って欲しいと 俺は願った



俺の胸の上で 


一際高く 鳴き挙げたのが 


お前の 最後の時だったけれど


今頃 お前の魂は 安らいでいるんだろうか



薄情な この俺だけど 


こうして 残しておけば 忘れたりしないから


もしも 生まれ変わる事があったなら 


その時は また 遊びにおいでよ



そしたら 今度こそ 


ずっと 一緒に暮らそうな





じゃ な


さよなら 子猫の メイ。