性別年代別問わず、高見えさせたい願望を持つ人はわりといる。
実力が伴っていれば、『高見え』なんて指摘は受けないが、指摘を受けるということは、何かしらの欠如があるからだろう。
40代の男性で、皆から『仕事が出来る』とチヤホヤされていた人がいる。
一方で、女性陣からは、正反対な評価を受けていた。
しつこい
毎回言っていることが違う
上からモノを申しすぎ
自分の評価、高すぎ
相手するのが面倒
と、言いつつも、
ただ、役に立たない訳じゃない。
役に立つコトもある。
と言われている。
実際、仕事ができなくはない。
普通にこなせている。
面倒見もいい。
クライアントとの間にも入ってくれる。
そのどこが、ダメなのか!?
いや、ダメではないのだ。
要は、普通のレベルであって、非常に仕事ができる部類だったり、カリスマ性がある訳ではない。
という意味だ。
が、本人が自身の評価を勘違いしていて、メンサに入れるレベルだと平気でいうのだ。
そのため、自分のIQの高さや皆が出来ないことも自分はなんでもこなせていると、恥ずかしげもなく言ってくる始末だ。
クライアントの間に入るのも、かっこよく見せたいがために割り込むだけで、単に邪魔しているだけだ。
ただ、彼は、なぜか指導員をやっているため、自分ひとりで受注する営みをしていない。
営業なのに売上を立てないって!?
しかも、彼が指導して獲得できた案件もない。
会社も、たまには配置を間違えるものだ。