30才も過ぎて、報告書を口語体で仕上げてくる者がいる。

40才にもなって、印(しるし)がなければ何が社内秘の内容か判断できない者もいる。

そういう輩は、決まって業務内容を理解できずに、いつも的外れな返答や行動をとる。

歳だけは立派に重ねたが、身の丈に合ったスキルや知識を身につけるコトができていないのだ。


彼らに足り過ぎているのは、根拠のない自信で、常に自分が正解であると疑わない精神だ。

彼らに足りなさ過ぎているのは、自身のレベルを疑い、足りないことに対しての自助努力である。


自助努力。


誰もが出来るいちばんの努力は読書だ。

読書から得る知識は計り知れない上、語彙力も増えるし、読解力もつく。

要は、情報処理能力が著しく正確かつ速くなることができる。


経験や知識が足りなくても、基本的な常識があり、判断に迷いがなければ、業務が円滑に進むコトも多い。

だから、読書は打って付けと思うが、彼らみたいな人は、読書嫌いが多い。

正直、基礎が足りていない中堅以上は、共に働きにくい。

今さら、アレもコレも教えこむくらいなら、彼らをアサインせずにもっと素直な若手やもっと出来る中堅を選ぶ。

なぜなら、指導期間はすでに新卒3年以内に終了しているはずだからだ。

なにをいまさら?

である。


ただ、彼らにとっては、アサインされない行為にも気付いていないかもしれない。

こなす案件が少なければ、知識やスキルや経験は一向に詰めず、

会社のお荷物になり、厄介な奴認定を受けるだけだ。


そうなる前の自助努力。

そして、自助努力には読書が手っ取り早い。