アラフィフで未経験業種で転職できたのは幸運なことと思っている。
しかも、東証プライム企業だし、年収も上がった。
前職のオーナーズカンパニーの無秩序さや有能でなくても、媚びへつらえば側近になれることへの気持ち悪さや不満を感じなければ、
自分のスキルに向き合うことなく、ダラダラと前職に長居していたかもしれない。
前職も、プライムではないが上場した。
仕手株のような値動きを見せている。
最近、なにかと問題を起こしている証券会社が主幹事だから、
派手に売買ゲームを社内でやっているんだろうなと思う。
きっと前職の社長は、今は騰がっている自社株に大喜びしているだろう。
そもそも上場に漕ぎ着けるまで、パワハラやセクハラで第三者機関が介入した。
社内からのタレコミが、東証にあったらしい。
が、残念なことに、社内はなんの改善もなく上場した。
無かったこと
と、されたのだろう。
私が在職した期間だけでも、何人の女性社員が社長の気持ち悪さを訴えて、辞めていったか。
そのことを第三者機関がやったアンケートに何名かの社員も書いたが、ヒアリングを受けることはなかった。
なんともいい加減な調査である。
だいたいその調査を任された法律事務所も質が悪い事務所である。
そんな会社を退職でき、実に幸運であった。
が、企業に属する限り、別の不満やストレス要因はでてくる。
どうやって向き合って、どうやって解決していくか。この繰り返しである。
ただ、少なくとも、きちんとした会社に在籍する限り、問題を見て見ぬされることはない。
だからこそ、業務内容だけで会社を選ぶのではなく、大手や有名な会社を選ぶのはありである。
必ず、コンプライアンスがついて回る。
自分の身は、自分で守るのだ。