一般的に、履歴書や職務経歴書は誰もがわかる内容になっているとジャッジメントがしやすい。
要は、誰もが知っている企業勤めをしていた、誰もが知っている最先端な業務を担っていた、誰もが知っているモノを明らかにすごい量を売っていた、、、など、共通認識や共通言語が持てる内容であることだ。
どんなに現状の会社で実績を上げていても、自分の価値を採用してほしい企業に評価されなければ、意味がない。
履歴書が通らない、通っても面接時に会話が成立しない恐れがある。
だから、オーナーズカンパニーに所属するにしても、『何かしら』で知名度があることが望ましい。
私の場合は、全くなかった。
自分の中では、業種は誰もが知っているという過信があったが、正確にその業種がなんなのかを知る人は面接官にも、入社後の上司や同僚にも少なかった。
そのため、履歴書も職務経歴書も切り口を変えた。早々に、業種やその中での成果をアピールしても無意味だと結論づけ、自分の職歴を物語りのようにストーリー立てた。
自分でも気付かなかったが、短大を卒業してから単にがむしゃらに働いていた訳ではなく、自分の中での課題や目標、楽しみを持って働いて、成果を上げてきていた。
仕事の経験ではなく、その自分のストーリー、人生観や価値観に切り口を変えたのだ。
人事は、私のストーリーなんかには興味が無かったかもしれない。ただ、他者と差別化をできるその発想力を評価してくれた可能性はある。
いずれにしても、私という人間の価値をみてくれ、採点を付けてくれたのだ。
私としては、ありきたりの価値判断をしなかった人事を尊敬する。
