いったんズレ出すと制御不能になる。


これは、ある30代前半女子への感想だ。


自分の作り上げた正論をふりかざし、ワガママを通す。営業は受注後はサポートする部隊に案件を任せる流れのため、このサポーターのスキルにより案件の精度は良くも悪くもなる。

指名制ではないめ、なかば運でサポーターは選ばれる。


彼女はとにかくモノごとを知らない。

新聞も経済誌もニュースも本も何からも情報収集しないのだろう。

そのため、よく経理的な処理やクライアント対応で非常識なことをしでかす。

やらかしてもいいのだが、そこから学ばないため、毎回同じ誤ちを繰り返す。


先日は、概算なのに精緻を求めてきた。

ネットで、『概算』の意味を引っ張れ!と突き放したかったが、パワハラになるため抑えた。

結局、私が折れて、締め切りがとうに過ぎた概算の売上を精緻に修正した。

たまたま、その日に請求関連処理をしていたため、私の手元に精度の高い数字があっただけのせいでだ。


なぜ、私が折れたのか。

答えは簡単だ。彼女を育てる気がなく、押し問答が無駄だと結論づけたからだ。

かつ、4月からは私は彼女とは絶対に仕事が一緒にならないコトが決定しているからだ。

彼女が、この先、困ろうがスキルがつかなかろうが関係ない。だから、正しいコトを教える時間を省いたのだ。

普段なら私はそういうことはしない。

だが、彼女は1年間やり方を変えない上、手柄は独り占めしていく。学ぶ姿勢もゼロで、権力者にも弱い。常に権力者が正しい訳でも、その地位を保てる訳でもない。

社会人人生で、何度、頂点を極めた人が都落ちした姿を見てきたか。そんなこと言ってしまえば、歴史は繰り返すからだとしか良いようがないかもしれない。


彼女がそういう性格的なため、このまま素直に話を聞くとも思えなかった。なんなら、『概算』系の処理については、新卒から数えれば、既に何十回と経験してきているだろう。

それでいて、手間暇かかる修正を営業にやらせ、あたかも自分の事務処理能力が高いからだと見せても、費用対効果からしたら赤だ。

関係部署にも全て情報が行き渡るから、私はハッキリと彼女のワガママを伝えた。


いったん人は勘違いという暴走を始めると、自分で気付かない限り制御不能になる。要は、客観的に見れず、何が正しいのかを検証しなくなる。

自分を良く見せたいキモチはわかるが、学びや信頼の方が大事だ。