営業職に就いていると、受注・失注に振り回される。営業職の宿命である。

当然、受注できると見込んでいたのに失注することもあり、途方にくれることも多い。

失注は、不可抗力のもらい事故みたいな状況もあれば、自分自身が自分の実力を過信し過ぎたり、他社動向を見誤って起こることもある。

いずれにしても動揺し、体勢を立て直すための時間はかかる。精神的ダメージは、簡単に人をもろくダメにする。


かれこれ社会人を30年近くやっていても、失注に慣れることはない。受注額によると言う人もいるが、私はどの案件も我が子と思い、公平平等に愛を与えてきているからショックも大きい。

大袈裟な!と思うかもしれないが、営業はそれくらいでいた方がいい。仕事をテキトーにすることは簡単だが、いい加減な愛情では質の良い仕事にも成長しない。


では、精神的ダメージからの復活はどうするのか!?

私は、決まって時が過ぎるのを待つ。

昔は、無理にでも気にしない振りをして、自分を奮い立たせていたが、これはあまり意味がないと気付いた。

きちんとキモチを消化させないと(決着をつけておかないと)、ふとした時にフラッシュバックして、足を引っ張られる。


今日も、もらい事故部類の予期せぬ失注が起こった。この1年、運に見放された思うくらいの勢いで失注続きだ。

ここまで不運が続くと、とことん転落しようと腹をくくえる。底まで落ちれば、あとは上がるだけだ。

簡単な話しだ。

神さま、仏さまとすがることも悪くないと思いひたすらやったが、どうにもならなかった。

だからこそ、運命だと受け入れるようになった。


底なし沼なんぞはない。必ず底はある。

落ちるとこまで行けば、それがいちばん早いリカバリーだ。急がば回れ!とでもいうのか!?