やはり今の会社は面白いし、好きである。

慣れれば慣れるほど、ピラミッド型で組織立つことが良いことに思える。

時代錯誤かもしれないが、私にとっては原点回帰である。協力、共存、助け合い、好きである。

人間関係の希薄さより濃厚さにありがたさを感じる。


随分長いこと個人商店のようなベンチャー上がりの中小企業に勤めてきた。ひとりで何もかもやることに慣れてしまった。

社内の弱肉強食は当たり前で、たまにクライアントもとられた。だからこそ強くなるし、知恵もスキルもつく。

個人商店は、完全なる成果主義だ。チカラをとことん発揮したい人には、ピッタリだ。

だが、本当に個人商店が好きな人ならとっくに独立しているだろう。


自分が求めていたのは、相乗効果が生まれる団体戦である。

時に、もちろんこの団体戦は重荷になる。不得意な役目が回ってきたら、辛い以外のなにものでもない。だが、必ず、助け舟がやってくる。

その助け舟から、思いもしなかった明るい未来がやってくることもある。正に、相乗効果。


恐らく、今の会社は人事の採用が上手なのだろう。

基本的には、『類は友を呼ぶ』法則に則り、根底は似通った者の集まりになっている気はする。

だが、個性がまるで違うのだ。その個性が上手に融合している。


もちろん、時には、相容れないこともあるが、それも個性に思える会社である。